朝に運動やトレーニングなど体を動かすことで痩せやすくなる?
こちらもよく質問される内容です。
答えは、YESです!!
では、なぜ夕方や夜にトレーニングを行うよりも朝に身体を動かした方がいいのか説明していきます。
運動後過剰酸素消費量(EPOC)
運動後過剰酸素消費量:Excess Post-Exercise Oxygen Consumption
人間の身体は、激しい運動を行うと酸素が体に入ってきずらくなり酸欠状態になると思います。
そしてその後、再び身体へ酸素を取り戻す働きが始めりますが、一度酸欠状態になった場合は、運動する前よりも運動後の方が酸素を消費する量が増えます。
この体内で行われる酸素を取り戻している間は、運動前よりもカロリーの燃焼率が高い と言われています。
わかりやすく説明すると、、、
ジムで激しいトレーニングや激しい運動を1時間くらい行うと、いつもより深い呼吸をしている感覚はありませんか??
それがEPOCの状態のことです!!
体内でエネルギー変化されている
まず初めに、人間の体は色々なエネルギー供給機構によってエネルギーが作られています。
その中で、もっとも強い力を発揮できるのがATP-CPというものがあります。
ATP(Adenosine triphoshate/アデノシン三リン酸)-PC(Phosphocreatine/クレアチンリン酸)
このATP-CPのシステムと呼ばれるエネルギーが、2秒から10秒間に上昇し下がると言われています。
このエネルギーシステムは体内に溜まっているリン酸を分解することで、激しいエクササイズに効果的なエネルギーを作ります。
エクササイズを開始してまず燃焼されるエネルギーは炭水化物・糖質で、このエネルギーは開始後数分してから徐々に上昇し、運動終了とともに燃焼を終えます。
なので脂肪はほとんど消費していないんです。
脂肪が燃焼されるのは運動中ではなく運動を終えてから始まるんです!!
わかりやすくまとめると、、、
「運動中は炭水化物・糖質がメインで使われる」「脂肪燃焼は激しい運動が終えてから始める」ということです。
EPOCの継続時間
運動した後に自分の息が上がっている状態が治ると、身体が通常に戻ったと思いがちですよね??
身体が完全に回復する時間は15分から48時間とかなり幅の広い結果が伝えられているそうです。
また体内がEPOC状態の場合に新陳代謝率が過剰にあがり、13時間後には13%、16時間後には4%に下がった実験結果がありEPOCの回復時間が20時間近く続いていると言われています。
このような研究結果より、一般的なEPOCの考えは、酸素の消費量はエクササイズ終了後から24時間以内がもっとも上がるといわれています。
つまり、朝に運動を行う事で仕事中や座っている時間も脂肪燃焼率がいつも以上に上がり
痩せやすくなるシステムが作られるという事です!!!
朝から身体を動かす習慣に変えてみてもいいかもしれませんね(^-^)!