皆さんこんにちは。
パーソナルジムASPIの及川です。
皆さん筋肉痛はお好きですか?
少しの筋肉痛ならトレーニングを「やった感」があって良いものですが、階段を登ることすら辛いレベルの筋肉痛には困ってしまいますよね。
今回は筋肉痛とは一体何なのかを知り、いち早く治すための方法をお伝えしていきます!
筋肉痛には2種類ある!?
筋肉痛は「即発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」の2種類があります。
「即発性筋肉痛」はトレーニングの最中、筋肉に疲労物質が貯まり筋肉が酸性になることで「重い」「だるい」「痛い」と感じるものです。
「遅発性筋肉痛」はトレーニングの翌日や翌々日に来る「重い」「だるい」「痛い」という感覚です。
一般的に筋肉痛といえば、遅発性筋肉痛を示していることがほとんどですね!
この遅発性筋肉痛は主に「ブレーキをかける動作」によって引き起こされます。
トレーニングに例えると、スクワットであればゆっくりとしゃがみこんでいく動作です。
山登りであれば山を下る動作です。
山は登るだけでは筋肉痛になりにくいですが、下ることで筋肉痛になります。
筋肉痛になるのは活性酸素のせい!?
激しいトレーニングをすると筋肉にミクロの傷がつき、炎症します。そして傷ついた部分には白血球が集まってきます。
集まってきた白血球は「活性酸素」を作ります。活性酸素には細菌や病原体を殺したり、傷ついた部分のクリーニングをしてくれる働きがあり、傷が治るまで身体を守ってくれます。
その際にどうしても多め多めに働きすぎてしまい、活性酸素がオーバーリアクションをしていることが筋肉痛が長引く原因の一つです。
つまり、筋肉痛を治すためには「炎症」と「活性酸素」への対処が求められます!
ちなみに活性酸素に対する抵抗力は年齢とともに落ちていくため、年を重ねるほど筋肉痛は長引きやすくなっていきます。
筋肉痛を早く治すには?
筋肉痛を治す上で非常に重要なポイントが2つあります!それぞれについて詳しく解説していきますね。
①血行を促し、炎症の治癒を早める
まず、トレーニング直後は筋肉を冷やすことで炎症を抑えることができます。夜はしっかりと湯船に使って身体をあたためた後、ストレッチをして血行を促しましょう!
また、筋トレの直後にストレッチを行っておくことで筋肉痛を和らげることが出来ます。
②活性酸素のオーバーリアクションを抑える
筋肉痛を治めるためには、原因となる活性酸素の発生と活動を抑えることが必要です。そこで活躍するのが抗酸化物質です。
抗酸化物質とは活性酸素の働きを抑える効果(抗酸化作用)がある栄養素のことで、代表的なものは「ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール」などが挙げられます。これらは柑橘類やごま油に多く含まれています!
また、アーモンド・ピーナッツなどのナッツ類、人参・カボチャ・ほうれん草などの緑黄色野菜、ココア・緑茶などの飲料も抗酸化作用が期待できます!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は辛い筋肉痛を治すためのポイントについて解説しました。
スッキリと筋肉痛を治して、日常生活を快適に過ごしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!