みなさん、こんにちは!
パーソナルジム池袋店の松岡です!
いよいよあと少しで2021年も終わりを迎えますね。
みなさんは、来年の目標は設定しましたか??
私は、身体の健康だけでなく、心の健康についても、理解を深めていきたいと考えております^ ^
そこで今注目をしているのが『アダプトゲン』と呼ばれる「天然のハーブ」の存在です!
まだまだ研究途上ですが、日本でも注目度が高まっていくこと間違いなしの『アダプトゲン』の入門について、
今日はお話ししていきたいと思います!
アダプトゲンとは??
『アダプトゲン』とは古くから、漢方やアーユルベーダなどで使われてきたハーブ、植物の根、きのこなどの菌類のことを指します。
「アドプト(adapt)」=「適応する」「ゲン(gen)」=「生じるもの」が言葉の由来となっており、トラウマ、不安、肉体的疲労などストレスに対する抵抗能力を高める効果があると言われています。
その他にも、ホルモンや免疫など自律神経のバランスを保ち、私たち人間が外的なストレスや環境の変化に適応するという能力「ホメオスタシス=恒常性」を正常な状態にコントロールしてくれる効果も見込めるため、{5大栄養素につぐ栄養素}と言っても過言ではないと話題となっているんです。
アダプトゲンが含まれている植物
・抹茶
『抹茶』に含まれる「カテキン」には、「脂肪燃焼」や「脂肪吸収の阻害」などの効果があると言われています。
また「カフェイン」にも脂肪燃焼効果が見込めるので、健康の管理にはもちろんのこと、ビジネスやトレーニングに、アクティブに活動をされる方にもぴったりの食材!
他にもアミノ酸の一種で抹茶の旨味成分だと言われている「テアニン」は、摂取するとリラックス状態をもたらすα波が多く発生したというデータもあることから、『抹茶』は日本のみならず世界中の健康志向の高い人々から注目を集める食材なんです。
・マカ
『マカ』は、南米ペルーのアンデス山脈に自生する植物の一種です。
『マカ』に含まれる「アルギニン」は非必須アミノ酸の一種であり、体内で合成することが可能ですが、年齢とともに減少すると言われています。
「アルギニン」は「成長ホルモンの合成の促進」や、「疲労物質であるアンモニアの解毒作用」があるので、トレーニングをされている方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
また「L-シトルリン」や「亜鉛」など、「血流の増進」や「活力の向上」などに欠かせない成分が含まれているため、トレーニングやビジネスなど、毎日をアクティブに乗り切りたい人にはぴったりの成分だと言えますね。
・高麗人参
漢方や生薬の代表格とも言える『高麗人参』も『アダプトゲン』の一つだと言われています。
『高麗人参』に含まれる「ジンセノサイド」と呼ばれる成分は、植物の根や葉、茎、芋などの野菜に含まれている「サポニン」という成分の中でも、もっとも優れた効果があると言われています。
『高麗人参』は産地にもよりますが、{中枢神経に働きかけリラックス効果を高める}タイプの「サポニン」、逆に{興奮作用を高める}タイプの「サポニン」このどちらも含有しているため、この相反する機能をどちらもサポーチしてくれるという効果が見込めます。
マカと同様に{滋養強壮}のイメージの強い『高麗人参』ですが、「自律神経の働きを正常に保つ効果」もあるなんて、驚きですね。
・アシュワガンダ
私一押しの、トレンド食材『アシュワンガンダ』も忘れてはいけません!
『アシュワンガンダ』はインドのアーユルヴェーダの中で、非常に重要な植物だと言われています。
ほとんどの『アダプトゲン』が{滋養強壮}効果が高いイメージがある中、『アシュワンガンダ』には「ストレスの軽減」や「高い鎮静効果」が見込めるのが最大の特徴だと言えます。
また『アシュワンガンダ』には、「免疫力の向上」「睡眠の改善」「血糖値の低下」「筋力の向上」「コレステロールの低下」など、まだまだ嬉しい効果がたくさんあることが近年の研究結果がわかってきているので、トレンドからスタンダートに変わるのに、そう時間はかからないと思います。
・リコリス(甘草)
日本では「甘草」として知られる『リコリス』は、海外ではお菓子やお酒の風味づけにも使われる植物です。
『リコリス』の甘みのもととなる「フラボノイド系」の成分には、強い抗酸化作用があることでも知られており、「アレルギーの改善」「免疫力の向上」「喉や鼻の抗炎症効果」「胃や十二指腸潰瘍の鎮静効果」など、主に風邪や季節の体調不良に絶大な効果をもたらすと言われています。
いかがでしたか??
ストレスの緩和や、免疫力のアップなど、無限の可能性を秘めた『アドプトゲン』
生姜やにんにくを食べると元気が出るように、ミントやシソを食べるとお腹がスッとするように、植物からは様々な効果や効能を得ることができます!
注意点として『アダプトゲン』の定義の一つとして、「通常の容量であった場合、服用者には無害である」ということが挙げられますが、パワフルなハーブであることには変わりませんので、人によっては効果が出すぎてしまうかもしれません。
またお薬を服用されている場合、薬との相性の兼ね合いもありますので、必ず主治医の先生に相談をしてみてくださいね。
それでは次回もお楽しみに!