はじめまして!
パーソナルジムASPI 研修統括の仲井裕一朗と申します。
いつもブログを御覧いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、社内で大人気の「動作姿勢分析研修」をシリーズ化し、皆様にもお届けすることになりました😆
このブログで学べる事
①姿勢の本質を理解でき、今までにない評価の概念を知る事ができる。
②フォーム修正がミリ単位で行えるようになる。
「動作姿勢分析」について
そもそも”姿勢“とは、何故学ぶ必要があるのでしょうか?
結論から申し上げますと、人間が『動く生き物』だからです!
大昔から通ずるのですが、昔の人間は、生きるために獲物を狩りに”動く必要”がありました!
逆に、動けない人間は必然的に死んでいきます。
非常にシンプルです。
つまり、我々トレーナーが、何故姿勢を学ぶのかというと、”動かないと様々なデメリットが生じる“からです。
この考えは動作姿勢分析において非常に大切な考え方なので、言葉を変えてもう一度お伝えします。
動くべき部位がちゃんと動かない = 代わりに他部位が悪影響を受ける
なので、私は「ちゃんと動いているかどうか?」という『動作姿勢分析』に重きをおいて指導をしています。
では静止姿勢分析は、意味はないのか?
このような「止まった状態の姿勢」では、得られる情報に限りがあります。
繰り返しますが、人間は「動物」なので、いくら静止状態を評価しても、『どんなエラーがあるのか?』を探るには、動いてみないことには分からないということです。
しかしながら、現代は「立ちっぱなし・座りっぱなし」の生活が主流になっている事は事実です。
実際、静止して生活をする方に対するアドバイスは存在しますので、無意味であるとは言い切れません。
なので、今回は動作姿勢分析としてお話しますが、静止姿勢分析はまたの機会にお伝えしますね😉
動作姿勢分析 〜ブルガリアンスクワット編〜
ブルガリアンスクワットは、ヒップアップ目的の方がよくセレクトしていますよね!
ですが、ヒップアップしないフォームで行っている動画サイトをよく見かけます…😭
そこで、皆さんにクイズです💡
下の画像を見比べて、お尻の筋肉メインに使うフォームはどちらだと思いますか?
※答えはページ下部にございます
パターン①
パターン②
実際に一緒に考えてみましょう!
評価手順①
まず、ブルガリアンスクワットという動作は片脚で行う種目の為、後脚は無いものとします。
評価手順②
体幹部を前脚で支える姿勢となるわけですが、この時「どの筋肉で体幹を支えているのか?」を考えてみましょう。
パターン①・・・後方に倒れようとする体幹部を、『大腿四頭筋(前もも)』を使って支える。
パターン②・・・前方に倒れようとする体幹部を、『大殿筋(おしり)』を使って支える。
この画像からわかる通り、正解は『パターン②』ですね👏
ブルガリアンスクワットで大殿筋を狙う場合は、下記エラーに注目してみてください❗
・体幹部が後方移動していないか。
・後脚に体重がかかっていないか(ベンチが後方にズレていないか)。
・前脚の膝が前方移動していないか。
「何故なのか?」を考える。
初めから無意識に前方移動出来る姿勢であれば、修正の必要は無いですよね!
前提として、解剖学などの知識は必要不可欠なのですが、重要なのは『何故なのか?』を考える事です❗
『何故、体幹部が後方移動してしまうのか?』
⇒考えられる理由は山程ありますが、私は一例として下記を仮説として考えます!
①股関節よりも膝関節が優位に動く = 股関節がちゃんと動いていないのではないか?
②後脚に頼る程、足首が不安定 = 距骨下関節がちゃんと動いていないのではないか?
③体幹を前方位置でキープできない = 椎間関節がちゃんと動いていないのではないか?
では、それぞれの関節が動く為には、何をどうアプローチすればよいのか?
それは…次回以降のブログでお伝えいたします!
最後に
私のブログでは、日頃の指導における疑問や不明点の解決に導きます。
「ハイレベルなパーソナルトレーナーとして活躍したい」という方へ、引き続き良質な情報発信をして参ります。
今後とも何卒よろしくお願い致します!
パーソナルジムASPI
研修統括
仲井裕一朗