皆さん、こんにちは!パーソナルジムASPIの酒井です🦁
今回は、「おりもの」についてご紹介してまいります。
皆さん、「おりもの」って聞いたことありますか?
女性の方は、もちろん知っておりますよね👼
「おりもの」とは、女性の体にのみ起こるものを指しています。
これはどういった体の状態を指すのか、どういった作用をもたらすのか、ぜひインプットしていってください✍️
“おりもの”とは?
おりものとは、子宮や膣からの分泌物、子宮や膣からはがれた古い細胞などの集まりを指します。(子宮内膜、子宮頸管、膣壁、バルトリン腺、皮脂腺、汗腺などの分泌液が含まれます👀)
別名、「帯下(たいげ)」とも呼ばれております。
役割について
おりものの役割は主に3つあり、
①自浄作用(じじょうさよう)
②精子の進入を助けて妊娠しやすくする役割
③体の異常を知らせる
となります。
①自浄作用(じじょうさよう)
おりものには、免疫細胞が含まれており、雑菌の侵入・繁殖を防ぐ役割があります。
②精子の進入を助けて妊娠しやすくする役割
排卵時期に、子宮頸管から粘り気の増したおりものが多く出るのは、このためです。
正常なおりものの色は、透明か乳白色、もしくは薄いクリーム色をしています。
においはほとんどないか、少し酸っぱいにおいがするときもあります。
なぜ酸っぱいにおいがするかというと、おりものは酸性だからです。
量について、排卵期と妊娠時には、おりものの量が増加します。
おりものの量が増えるといっても、おりものシートでケアできる程度です。
③体の異常を知らせる
おりものは女性の体の変化に応じて、様々な影響を受けやすいです。
病気などの異常をいち早く知らせる「健康のバロメーター」でもあります!
個人差が大きいので、一概に病気の兆候と判断するのは難しいですが、通常のおりものと違う場合は、体が何らかの変化を感じている証拠になります。
“おりもの”で、コンディションチェック✔︎
先ほどもお話しした通り、おりものの状態で体のエラー状況が判断できます✔︎
そのエラーを見分ける目安として、色で判断するのがわかりやすいです☝︎
※正常なおりものは、透明から乳白色、薄いクリーム色です。
①おりものが黄色~黄緑色っぽい
おりものは下着について乾くと、黄色っぽく見えることもあります。
しかし、黄色から黄緑色っぽく見えるおりものには、注意が必要です。
膣に炎症が起こっている場合は、黄~黄緑っぽいおりものが増えます。
炎症には、細菌性腟炎、萎縮性腟炎、淋菌感染症、トリコモナス腟炎などがあげられます。
また子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などの子宮や卵巣の病気でもおりものは、黄色っぽくなることがあります。
②白は正常?白いおりものの異常
正常なおりものが透明から乳白色なので、見落としがちになります🤔
白いおりものが気になるときに注意したいのが、カッテージチーズや木綿豆腐、酒かすや漉したヨーグルトのようなポロポロしたおりものが出る場合です。
これらの特徴をもったおりものは、カンジダ膣炎が疑われます。
カンジダ膣炎の場合、強い痒みを伴います。
外陰部のかゆみにステロイドや市販のかゆみ止めは、痒みが悪化してしまうことがあるので速やかに受診しましょう💨
③血が混じる…茶色いおりものは大丈夫?
茶色いおりものには、血液が混ざっていると考えられます。
これは生理直前や生理直後にも見られ、あまり気にすることはないといわれています。
しかし、この症状は子宮頚がん、子宮体がんの時にも同様に現れます。
この状態が続く場合は、診察や検査を受けるのがおすすめです🏥
まとめ
皆さん、いかがでしたか?
今回は、女性特有の「おりもの」についでご紹介させていただきました👼
おりものの状態によって、体の異常はすぐに見つけられますので、ぜひ注意深く観察してみてください🍀
以上になります!