皆さまこんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です💪
4月も終わりに近づき、少しずつ暖かい日が増えてきましたね😊
これから夏に向けて、より一層食事制限や運動に励んでいる方も多いかと思います!
ただ皆さん、夏の前に“アレ”を忘れてはいませんか??
夏前と言えばそう、曇り空が続きジメジメとした”梅雨”が待っています☔
「梅雨時期はなんだか体調が優れない…」「昔怪我した関節が痛む…」そんなお悩みを抱え、今から既に憂鬱な方も少なくないのではないでしょうか?
本日は天候と健康の関連性、「気象病」について解説させて頂きます!
“気象病”とは?
「気象病」とは近年日本でも注目されている病名で、気候や天気の変化が原因でおこる体調不調の総称です。
その症状は様々で、頭痛やめまいをはじめとして多岐にわたります。
<気象病の症状例>
・頭痛/めまい/吐き気
・肩こり/腰痛
・関節痛
・喘息
・神経痛(手足のしびれ)
・気分の落ち込み(鬱症状)
・食欲不振
・リウマチ
・蕁麻疹
・メニエール病(耳鳴りや難聴)
天候不良による上記のような症状は、一度は皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?
この気象病は誰しもが身近な症状であり、潜在患者の数は1,000万人にのぼるとも言われています!
“気象病”はなぜおこるの?
気象病の症状が多岐にわたる事は分かって頂いたかと思いますが、ではこうした症状はどうして起こるのでしょうか?
気象病の原因として最も影響が強いと言われているのが、「自律神経の乱れ」です。
自律神経は身体を動かすとき(興奮)に作用する交感神経と体を休めるとき(リラックス)に作用する副交感神経の2つの神経がバランスを取って体の調子を整えています。
特にこの自律神経は気圧の変化に影響を受けやすいとされていて、その中でも気圧が低下するときに症状が出やすいと言われています。
人間の耳の奥には「内耳」という気圧の変化を感知するセンサーがあります。
この内耳は気圧の変化を察知し、脳の自律神経に気圧の変化を伝達します。
気象病の症状が出る方はこの内耳のセンサーが敏感になっているとされていて、わずかな気圧の変化でも脳に対して過剰に伝わってしまいます。
その結果自律神経のバランスが乱れ、症状を引き起こしてしまうと考えられています。
また自律神経の乱れ以外にも気圧の低下によって、脳内の血管が拡張し周りの神経を圧迫する事により頭痛などの症状を生じさせるともいわれています。
梅雨の時期は気圧が低下しやすくなるため、特にこういった症状が生じやすくなっています。
“気象病”の対処法
気象病の対処は、まず自律神経のバランスを整えることです!
自律神経を整えるためには一朝一夕ではなく普段から正しい生活習慣を身につけることが大事になります。
・栄養バランスの整った食事
・適度な運動
・良質な睡眠
・姿勢を整えるetc…
また両耳をつまんで上下や横に引っ張ったり、耳のまわりをほぐしたりすることで内耳の血流が良くなるため気象病の予防改善に効果的と言われています!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
梅雨時期に現れる、謎の体調不良の原因がお分かりいただけたかと思います!
自律神経をしっかり整えて、これからの梅雨時期を乗り越えましょう!
それでは次回も宜しくお願いいたします🤗