こんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です!
2020年ももう2週間が過ぎようとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか??
年末年始のリラックスモードから一転、ここから春の新生活にむけて食事に運動にとボディメイクに力の入る季節ですね!
そんな本日は意外と知らなかったり、勘違いしがちな栄養学の真知識についての内容となります!
ぜひご覧ください👇
♢勘違いしてる!?栄養学の真知識♢
〜①コレステロールと卵〜
昔から、
「コレステロールを上げる」
と言われ摂取を敬遠されている方も多い卵ですが、
実は最近の研究では「卵とコレステロールに関連性はあまり無い」という結果が出ています!
元々、卵とコレステロールの関係が囁かれ始めたのは、
今から約100年以上前に行われた、ロシアのとある実験が起源とされています!
その実験とはウサギに卵を与えるという実験で、この実験の結果、卵を与えたウサギはコレステロール値が上昇したことから「卵とコレステロール」の関係が世に浸透していくこととなりました!
ちょっと待った!!
そもそもウサギは草食動物なので動物性のコレステロールに対する調整機能が携わっておらず、当然動物性のものを与えたらコレステロールは上昇するのは当たり前なのです!
さらに体内のコレステロール量に対し、食事から摂取するコレステロールが占める割合は約20%でその他80%は肝臓で生成しています!
そのため草食動物のうさぎと、食事からの摂取量と肝臓での生成量でバランスを調節している人間とは前提の条件から全く異なっているのです!
ということもあり、最近では卵とコレステロールの関係を疑う声も出てきているのです!
もちろん過剰な食べ過ぎは注意ですが、そこまでシビアになるものでもなく1日~3個程度であれば問題ないとされています!
適度な摂取を心がけましょう!
〜②必須アミノ酸は10種類〜
トレーニーやダイエットなどでは欠かせない栄養素としてお馴染みのタンパク質ですが、アミノ酸とはこのタンパク質を構成する、人間に欠かせない成分です!
自然界には約500種のアミノ酸が存在しており、人間に必要なタンパク質を構成しているアミノ酸はわずか20種類です!
さらにこの20種類は、体内で作り出す事のできない必須アミノ酸と、作り出す事のできる非必須アミノ酸の2種に大きく分類されます!
必須アミノ酸は体内での生成が不可能なことから、食事からの摂取を必要とします!
本来、必須アミノ酸は、バリン ロイシン イソロイシンなどをはじめとした(ヒスチジン スレオニン メチオニン トリプトファン フェニルアラニン リジン) 計9種類となっているのですが、
ある時期だけは非必須アミノ酸であるアルギニンが+され計10種類となります!
このある時期というのは子供です!
アルギニンには成長ホルモンの分泌促進などの作用があり、必要量を合成できない子供の時期には必須アミノ酸となるのです!
アルギニンは脂肪の代謝を促したり筋合成を高めてくれる効果や、免疫力向上などの効果がある重要な成分です!
またアルギニンの合成は加齢や怪我時などによって低下するため非必須アミノ酸ではあるものの、大人もしっかり食事から摂取することがオススメされます!
♢まとめ♢
いかがでしたか??
本日は『勘違いしがちな栄養についての真知識』について解説いたしました!
残念なことに、栄養については誤った情報や、正しいエビデンスのない情報などが錯綜しています😭
誤った情報に惑わされないように、正しい情報を見極めて、健康で理想的な体を手に入れましょう!
本日はここまでです!
次回もお楽しみに!