みなさんこんにちは!柏店管理栄養士店長の大本です!
だんだんと気温が上がり過ごしやすくなって参りましたね!
外を歩くと緑が増えてきたなと感じるようになってきました。
これからスーパーなどにも春野菜や夏野菜が増えてきますが、皆様は普段どれくらいのお野菜を食べていますでしょうか?
今日は野菜の重要性をお伝えさせていただきますので、読み終わった後に野菜を食べたくなること間違いなしですのでお楽しみに!
野菜の効果はこんなにもあるんです!
健康の維持・増進ができる!
さまざまな栄養素が含まれる野菜。
その多種類の野菜の成分が相互に作用しあって多くの大切な働きをしています!
・食べ過ぎを防ぐ
満腹感を得られやすく、糖尿病の予防ができます!
・腸内環境を整える
野菜に豊富な食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます!
また食物繊維により便秘を防ぐこともできます!
・加齢やストレスに立ち向かい、癌の予防に!
野菜に含まれるカロテン/ビタミンC/Eなどは抗酸化作用という活性酸素を除去する役目があります!
活性酸素は多量に発生してしまうと老化や癌を発生させてしまいますので野菜の力で除去することができるのです!
・脂質改善
食物繊維は血糖上昇抑制、コレステロール/中性脂肪値の低下などの作用があります!
・血圧上昇抑制
野菜には血圧上昇の原因となるナトリウムを排泄するためのカリウムが豊富に含まれており、血圧の上昇を防ぎます!
野菜には健康をもたらすさまざまな効果があります。
1日の目安としては350g(両手3杯分)となりますので3食野菜を取り入れて目指していきましょう!
抗酸化作用をもたらすファイトケミカルとは?
活性酸素の体内での産生量が多くなると、健康な細胞に悪影響を与えて、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、がんなど様々な病気の発症に関係すると考えられています。
活性酸素の発生を抑制、または消去する作用のことを抗酸化作用といい、ビタミンA・C・Eなどに加え、カロテノイドやポリフェノールなどのファイトケミカルには抗酸化作用があります。
そのため、抗酸化作用の成分を含む野菜は、生活習慣病の予防に効果があると期待されています!
ファイトケミカルとは野菜や果物などの色素、香りなどの成分から発見された物質であり新たな栄養素として注目を浴びている栄養素ですので効果を知っておきましょう!
βカロテン
にんじんやかぼちゃに含まれる。抗酸化作用があり動脈硬化を予防
リコピン
トマトに含まれる成分。抗酸化作用があり動脈硬化を予防
アントシアニン
ナスや赤シソなどに含まれる色素 抗酸化作があり加齢による視力低下を予防
フラボノイド
玉ねぎに含まれる成分。抗酸化作用があり高血圧を予防する働き。
どんな野菜を食べればいい?
結論「旬」の野菜を食べましょう!
私たちの体は季節の変化の影響を強く受けます。
夏になり気温が上がり汗をたくさん描く、冬になり乾燥して手先が冷えるなど・・・
同じ自然環境の中で育った野菜はそれらの症状を緩和する力を持ちます。
それがいわゆる「旬」というもので価格も安く栄養価が豊富なメリットがあるので食卓を旬で彩りましょう!
春
春キャベツ/にら/たけのこ/菜の花/新玉ねぎ/アスパラ/山菜など
夏
トマト/ナス/きゅうり/ピーマンなど
秋
にんじん/大根/きのこなど
冬
白菜/カブ/ほうれん草/ブロッコリーなど
どのように食べるのがいい?
野菜料理のレパートリーを増やすというのももちろんOKですが、「手軽に野菜を増やす」という習慣をつけていただくのがベストです。
・生野菜を添える
お肉や魚などのメインディシュに野菜を添えるだけで野菜を摂ることができます!
・簡単調理
乾燥わかめや乾燥野菜など戻すだけ使用できるものをスープに入れる。
冷凍野菜をレンジでチンしてポン酢をかけるなど、下処理や包丁を使わずに野菜をプラスするだけで簡単に用意できるようになります!
・スープやスムージーに
さまざまな野菜を鍋に入れてスープに/ジューサーにかけてスムージーに。
手軽に摂取できるように工夫することで忙しい朝などに簡単にお摂りいただくことができます!
現在日本人は平均280gの野菜を摂っているそうです。
なので後70gは毎日の食事にプラス1品の野菜を加えることによって補うことができます。
ぜひ皆さんもプラス1品を意識して野菜を摂っていきましょう!
いかがでしたでしょうか?
以上が野菜に含まれる効果となります!
まずは野菜を食べる習慣を身につけ、体の中から健康を目指していきましょう!
次回の発信もお楽しみに!