どうも神楽坂店の中邑です!
季節の変わり目で寒暖差を感じやすく、体調も崩しやすい季節になってきましたね。
というわけで今回のテーマは睡眠です。
体調管理を語る上で欠かせない睡眠ですが、日本は先進国33カ国中、睡眠時間が33位(平均7時間22分)とかなり課題があることが分かっています。¹
睡眠不足に陥ると、
– 日中のパフォーマンス低下
– 死亡リスク、病気リスクの向上
といった日常生活への影響はもちろん、
– 肥満の促進
– 筋合成の抑制
– 筋分解の促進
など、日頃のダイエットやボディメイクを台無しにしかねないデメリットがございます。
つまり、健康にとっても美容にとっても非常に重要であるということです。
睡眠不足に陥る原因として、「仕事が忙しくて物理的に寝られない」という場合もあるかと思いますが、「寝ようとしているのになんか寝られない」「寝てもなんか疲れが取れた気がしない」といったケースもあるのではないでしょうか?
そんな皆さまにおすすめなのが、「筋トレの習慣化」です。
筋トレは睡眠の質向上に役立つ
まず、Kovacevic³らが発表したシステマチックレビューによると、習慣的な筋トレは睡眠の質向上に効果がある可能性が高いとのことです。
※睡眠の質=主観的な睡眠の質、入眠までの時間、睡眠効率、途中覚醒の度合い、日中のコンディションの5つの要素で測定
シンプルに肉体的な疲労が溜まり、寝やすくなるという面もありますが、筋トレには抗うつ・抗不安作用があり、メンタル面の安定によって寝つきが良くなる可能性も示唆されています。
また、高齢者や心血管系の疾患を持つ方々に対する研究でも、10週間のトレーニングによって就寝中の中途覚醒が優位に減少したとの報告があります。²
他にも筋トレが睡眠の質に及ぼす影響について、複数の研究が報告されています。
私もよくお客様から「ここにトレーニングを始めてから寝付きが良くなった」というお声をいただくことが多いです。
つまり、「よく寝たければジムに行け!」ということですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
一般的には「マッチョになるため」「ボディラインを整えるため」「姿勢を改善するため」という理由で始める筋トレですが、健康の土台となる睡眠にも良い影響を与えます。
長寿、仕事のパフォーマンス向上、プライベートの充実、これらすべてにおいて、睡眠の質は非常に重要です。
これではもう、筋トレを始めない理由はないですね!
ただ、いざ始めるとなると、独学で効果を実感するのは難しいのも事実です。
せっかく始めるなら、しっかりと成果を出したい――そんな方はぜひ、近くのパーソナルジムASPIへお越しください。
科学的根拠に基づいたトレーニングで、安心・安全かつ効率的に成果を実感できるようサポートいたします。
参考文献
1.朝日新聞デジタル. (2024年10月14日).Japanese women sleep the least in OECD survey of 33 countries. 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/ajw/articles/14861166
2.Caravaca, A. (2023). 10 weeks resistance training improves quality control. Consensus. https://consensus.app/papers/10weeks-resistance-training-improves-quality-control-andreucaravaca/76c73e37275e51f189e46e201c5a27ea/?utm_source=chatgpt
3.Sivertsen, B., Harvey, A. G., Lundervold, A. J., & Hysing, M. (2017). Sleep problems and depression in adolescence: Results from a large population-based study. Journal of Adolescence Health, 60(1), 106–112. https://doi.org/10.1016/j.jadohealth.2016.08.006