みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPI横浜店の加塩です!
今回はトレーニングをするうえでのモチベーションについてお話させていただきます!
誰もが一度は「トレーニング頑張ろう!」「ダイエット頑張ろう!」と決めた瞬間があると思います。
でも大半が張り切った矢先、気付いたら気持ちも薄れてしまったなんてことは無いでしょうか?
私はよくありました。笑
でもこれって自分が甘いとか、意志が弱いとかという事では無いのです。
実はモチベーションのコントロールが上手くできていないだけなのです。
例えば、頑張るって具体的に何を頑張るのかであったり、そもそも何のために頑張るのかを明確にしてあげることが重要です。
その重要性をこれから見ていきましょう。
目標の種類
頑張ろうと決めた時には何かしらのきっかけがあるはずです。
「体重が増えた」「服が入らなくなった」「自信をつけたい」など理由は様々あると思います。
そうなると目標は「体重を減らしたい」「服を着られるようになる」「自信をつける」になりますが、これだけだと不十分です。
それは目標にも種類があるからです。それぞれ見ていきましょう。
・過程目標
→自分でコントロール出来て必ず達成が出来る目標
・パフォーマンス目標
→自分でコントロール出来るが達成できるとは限らない目標
・成果目標
→自分でコントロール出来ず達成できるとも限らない目標
簡単に言うと上記のように分類されます。
例えば、「体重を5kg減らしたい」という目標の場合はどれに当てはまるでしょうか?
これはパフォーマンス目標に分類されます。
5kg痩せるための努力は自分でコントロールが可能です。
ただ、それをしたからと言って5kg痩せるとは限りません。
何を頑張ろうがサボろうが自分次第で、どれだけ頑張っても、どれだけサボっても、5kg痩せるかどうかは分からないですよね。
では、他の種類の目標に当てはめるとどうでしょうか?
ヒントは5kg痩せるためには何をしたらよいかを考えることです。
例えば、「1日の摂取カロリーを500kcal抑える」「毎日30分のランニングをする」などです。
これらは自分でコントロールできますし、やれば必ず達成できます。
なので、これは過程目標に分類されます。
最後に、成果目標に分類されるのはどういった目標か考えてみましょう。
ヒントは5kg痩せたら何をしたいかを考えることです。
例えば、「好きな人と結ばれたい」「憧れのブランドの服を着こなしたい」などです。
これらは自分でコントロールも出来ないし、必ずしも達成できるとも限りません。
好きな人があなたを好きになるか分からないですし、憧れのブランド服があなたに合うかも分かりません。
なので、これは成果目標に分類されます。
成果目標はこのように、自分でコントロールできない外的要因が関わってきます。
つまり、目標の階層化によって達成できるかどうかのモチベーションが変わってきます。
なので、目標はできるだけ達成しやすい過程目標を設定するようにしましょう。ということではないのです。
過程目標はハードルが低い分、あまりワクワクしません。
「30分走るために今日も頑張るぞ!」とはあまり考えませんよね?
「あの人に振り向いてもらうために頑張るぞ!」の方がモチベーションは上がるのではないでしょうか?
まとめ
で、結局何がベストなのか?
”ワクワクする目標”と”(物理的に)必ず達成できる目標”とその”中間の目標”を設定することで、モチベーションを保つことが大事ということです。
簡単な目標は挫折しにくい代わりに飽きやすいですし、難しい目標はワクワクする代わりに挫折しやすいです。
なので目標は1つだけでなく、その1つを3つに分類する必要があります。
なにか頑張ろうと思うきっかけは、成果目標やパフォーマンス目標であることが多いです。
その時は「頑張ろう!」と意気込んでいても、目標が遠すぎてモチベーションの維持ができなくなってしまうのです。
まずは”週に◯回だけ〜をするようにしよう”という目標を掲げることがモチベーションの維持のポイントになります。
モチベーションをコントロールして、理想の姿を目指していきましょう!