何故、宇宙環境に行くと筋力、骨密度が失われるのか

2020.04.30コンディション

みなさん、こんにちは!

パーソナルジムASPIの小長井です!

 

運動がお好きな方もいれば、そうでない方もいるかと思います。

今回は、いくつになっても運動することが大切である理由について宇宙飛行士を例に説明させて頂きます。

 

無重力

まず宇宙と聞いた時に真っ先に浮かぶのが無重力ではないでしょうか(宇宙人と答える方もいるかもしれませんね)。

テレビなどで宇宙飛行士がフワフワと宇宙ステーション内部を浮遊している映像を目にしたことがある方も多いかと思います。

地球にはものを地面に引き寄せようとする重力が存在していますが、宇宙のような特殊環境下では、地球にいる時よりも重力を体感しづらくなります。

しかし、この重力というのは私たちの骨や筋肉を形成・維持するためにはとても重要な役目を果たしているんです。

※正確に言えば、宇宙ステーション内でも地球の重力に引っ張られる力は発生しています。しかし、宇宙ステーションは地球を中心に高速で動き回り、【遠心力】を作り出してます。地球の【重力】とステーションの【遠心力】が丁度釣り合うことで、宇宙ステーションでも無重力状態が作り出されているそうです。緻密に計算されているのですね。

 

骨密度と筋力

ご存じの方もいるかと思いますが、宇宙空間に長期滞在すると骨密度と筋力の低下を招きます。

それは何故か。まず背骨を例に説明致します。

地球にいると人間は常に重力という引力を受け続けることになります。

そうなると背骨には重力が掛かり続け、最終的には押しつぶされてしまうことになります。

※ドラゴンボール好きの方であれば、悟空が100Gの環境で修行していたのを想像できるかもしれませんね

しかし、背骨は形成を保ったままです。それは背骨の周りにある筋肉が重力に抵抗するよう作用しているからです。

人間は生まれた時から重力を受け続けてきているため、背骨周りの筋肉も順応し、鍛えられることで重力を受けても意識することなく背骨をまっすぐに保てるようになっているのです。

しかし、宇宙環境に行くと重力がなくなり筋肉が抵抗することをやめてしまうため、次第に衰えていきます。

 

 

また、骨粗鬆症という名前を聞いたことがあるかと思います。

これは骨の量が減り、内部に大きな空洞が多く出来てしまっている状態をいいます。

骨密度が低下すると骨折、貧血、疲労感などを引き起こしやすくなります。

このように骨密度が低下してしまう原因には偏った食生活、飲酒、喫煙、カルシウム不足など様々なものがあります。

その中の一つに運動不足も含まれます。

骨は刺激を受けることで骨密度を増加させていくことが出来るのです。

※骨折した箇所が治った時に強くなると言われる所以はここにあります!

人間は座る、寝る以外のほとんど時間を立って過ごすことになります。

そう考えると地球にいる限りは常に脚の骨には重力+αの重み(腕、頭など上半身の重量)が掛かっていることになります。

しかし、宇宙空間に行けば、人間はその重力+αの重みから解放されます。

そうなれば必然的に骨に対する刺激も失われ、長期になればなるほど骨密度の低下も引き起こしやすくなることも納得できるかと思います。

 

 

宇宙飛行士からの教訓

宇宙に長期滞在する方たちは、上記の事実を知っているため飛び立つまでに十分な筋力トレーニングをこなし、骨密度、筋量貯金をしてきます。

※帰還された後にも元の状態に戻すため、トレーニングを行います

私たちのほとんどはまだまだ宇宙に行く機会はないと思われるため、筋量、骨密度の急激な低下は実感しづらいかと思います。

しかし、普段から自宅でTVを見ているだけベットの上で横になってスマートフォンをいじって過ごすなどの生活を続けていると少しずつですが、着実に身体はもろくなっていきます。

 

ウォーキング、ランニング、筋トレ、ダンス、ヨガなど何でもいいです。

将来、身体面で不自由のない生活を送るためにも、日ごろから運動をしていくことがやはり重要になってきます。

 

まとめ

今回は、運動の重要性について宇宙飛行士の経験をもとにお伝えさせて頂きました。

現在(4/29/2020時点)はコロナウィルスの影響もあり、満足に運動出来る環境にはないかと思います。

※こちらのブログでは家でも行える簡単な運動も紹介しております。是非参考にしてみてください!

筋量、骨密度の低下は疲労にもつながり、それはストレス、免疫力の低下とさらに悪いほうへと連鎖していきます。

今できる範囲で積極的に運動習慣を身に着けてコロナウィルスにも負けない身体作りをしていきましょう!

本日は以上となります!

次回もお楽しみに〜!

小長井 啓太朗

この記事を書いた人

小長井 啓太朗

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