パーソナルジムASPI西新宿7丁目店の福井です。
今回は、イソフラボンの効果と摂取する際の注意点についてお話しをします!
イソフラボンとは、大豆や大豆製品(豆腐、納豆、豆乳など)に多く含まれる ポリフェノールの一種(フラボノイド系)のことを指します。
植物エストロゲンとも呼ばれ、女性ホルモンの エストロゲン に似た働きをします。(生殖機能の調整・骨の健康維持・皮膚の健康)
大豆・大豆製品はは5大栄養素の内2つの【ビタミン・ミネラル】の含有量が多いことで有名です。
【特に多いビタミン】
・ビタミンE(老化予防、美肌効果、動脈硬化予防、冷えや肩こりの改善)
・ビタミンK(出血時の止血、骨粗しょう症予防)
・ビタミンB1,B6(B1:疲労回復、集中力維持/B6:筋肉合成サポート、PMS(月経前症候群)の軽減、免疫力アップ)
・葉酸(貧血予防、胎児の神経管閉鎖障害リスク低下、細胞の新陳代謝を促進)
・ビオチン(美肌・美髪効果、皮膚炎予防、エネルギー代謝促進)
【特に多いミネラル】
・カリウム(むくみ予防、高血圧予防、筋肉のけいれん防止。)
・マグネシウム(筋肉のけいれん防止、ストレス緩和、骨の健康維持、不整脈予防)
・リン(骨や歯を丈夫にする、エネルギー効率を高める)
・鉄(貧血予防、持久力の向上、疲労感の軽減)
・亜鉛(筋肉合成サポート、免疫力アップ、傷の治りを早める、美肌効果)
・銅(貧血予防、動脈硬化予防、骨や皮膚の健康維持)
・マンガン(骨の強化、代謝促進、細胞の酸化ストレスを軽減)

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非常に嬉しい効果がある栄養素が多く含まれているのですが、一部の研究ではエストロゲンのような働きをするが故に、過剰摂取が体に悪影響を及ぼす可能性があると述べています!
・細胞内でのエネルギー生産の阻害をする
・生理周期の乱れ
などが挙げられます。
では肝心の摂取量はと言うと、
1日あたり上限70~75mgまでとなっております!
※食品安全委員会HPより
そんなイソフラボンですが、食材毎に含まれている量が違います。
【例】
・納豆1パック 約30mg
・豆腐入り味噌汁 約10~15mg
・豆乳200ml 約50mg
・ソイプロテイン 約50mg
こうして見ると豆を使用した飲料が意外と多いことがわかりますね。
朝食に豆乳と納豆を摂取するだけでもう摂取量の上限を超えてしまいます。
体調の影響を受けやすい方は以下です。
・甲状腺機能低下(甲状腺機能が低下している状態とは?体のエネルギー消費や代謝率を調整するだけでなく、心拍数・体温・筋力などにも関わる、甲状腺ホルモンを出す器官の機能が低下している状態です。そのため症状としては、無気力・疲労感・寒がり・便秘・関節痛・生理不順などを引き起こします)
・幼児、乳児
・低量のタンパク質食
栄養素が豊富な豆類ですが、摂取量・体質・体調によっては毒になってしまうこともあるため、ぜひ気をつけて食事をしましょう!
今回の内容はいかがでしたでしょうか。
何事もバランス良くと言うことが伝わる内容だったのではないでしょうか。
自分の体の状態を踏まえた上で何をどれくらい摂取するべきなのか踏まえながら一生の体作りを行なってまいりましょう!