こんにちは!
パーソナルジムASPIの山田です!
皆さまは『ポリフェノール』という栄養素を聞いたことがあるでしょうか?
本日は『ポリフェノール』が持つ、様々な健康効果についてお話ししていきます。
ポリフェノールとは?
『ポリフェノール』とは、植物の外被に多く含まれており、赤・黄・緑・紫などの色をつけている色素です。
自然界に5,000種類以上あると言われており、ビタミンなどと同様に強い抗酸化作用を持つのが特徴です。
健康な人の体内では、活性酸素の発生と抗酸化能力のバランスが取れていますが、紫外線や喫煙、酸化された食品の摂取などでそのバランスが崩れてしまいます。
ポリフェノールはこの活性酸素を吸収して取り除き、また、活性酸素によって傷つけられた組織を修復することで細胞の酸化を抑えてくれるのです!
ポリフェノールの種類
そんな『ポリフェノール』ですが、いろいろな種類があります!
身近に存在する代表的なポリフェノールの種類と特徴をみていきましょう!
・アントシアニン
アントシアニンは赤ワイン、ブルーベリー、ブドウ、スイカ、紫芋などの食品に多く含まれており、抗酸化作用を持つとともに、目にとっても重要な栄養素と言われています。
目の網膜にあるロドプシンという物質は光の情報を脳に送りますが、このロドプシンを作るためにアントシアニンが必要なのです!
その他にも、目の疲れをとったり、視力をアップさせる効果もあると言われております。
・カテキン
カテキンは緑茶や紅茶などに含まれる渋味の成分で、強い抗酸化作用を持ちます。
それだけでなく、コレステロールや血糖値を下げるなど、ダイエットに最適な効果を持っていたり、殺菌、口臭予防、食中毒予防にも効果的です!
・カカオマスポリフェノール
チョコレートやココアに多く含まれており、抗酸化作用の他、アレルギーを抑えたり、ストレスを弱めたりする効果があります。
最近ではカカオの量を多くしたチョコレートなどが人気ですよね!
・コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)
コーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)は、抗酸化作用はもちろんのこと、脂肪の消費量をアップさせ、内臓脂肪を低減する効果があると言われています。手軽に摂取できるので、オススメです。
・イソフラボン
イソフラボンは豆類、特に大豆に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分です。
40~50代に入ると、女性ホルモンの分泌が低下し、耳鳴りやほてり、めまい、骨粗しょう症などの更年期症状が現れますが、大豆イソフラボンを摂取することで、これらの症状が緩和されると言われています。
ポリフェノールの効果のまとめ
『ポリフェノール』はビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用を持ち、細胞を酸化させてしまう活性酸素を取り除いたりしてくれて、老化や動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立ちます。
しかし、『ポリフェノール』は体に貯め込むことができないため、毎日こまめに摂取する必要があります。
摂取のコツとしては、料理には色の濃い食材(赤・黄・緑・紫)を積極的に取り込むようにして、また緑茶や紅茶、コーヒーなどの飲料を利用してみると効率よく摂取できるのでお試しくださいませ!
いかがでしたでしょうか?
本日は『ポリフェノール』の知られざるパワーについてお話しいたしました!
それでは次回もお楽しみに!!