皆様こんにちは!いつも見てくださる方も、初めましての方もありがとうございます!
パーソナルジムASPIの田口です!
桜の花びらが美しく舞い、吹く風も柔らかくなってしました♪
運動するのにうってつけな季節が到来しましたが、みなさまお体の調子はいかがでしょうか?
同じ運動でも、体の内側からエネルギーが湧いてくる状態で行いたいですよね🔥
ではどうしたらエネルギーが湧くような体になるのでしょうか?とにかくカロリーをたくさん摂ればいいのでしょうか?
答えはNo!です!
エネルギーが湧く、というのは言い換えると「エンジンがしっかりと動くこと」となります。
いくらガソリンが大量にあっても、エンジンが滑らかに機能しないことにはエネルギーは効率良く生み出されません!
そこで本日は体のエンジンの潤滑油となるビタミンBについて詳しく学んでいきましょう!
ビタミンBには複数種類がある?
なぜビタミンB群がエネルギーの代謝に必要なのか
私たちの体の細胞の中には、エネルギーを生み出すTCA回路(クエン酸回路、クレブス回路とも呼ばれます)というシステムが備わっています。この回路は糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素を燃料として、私たちが生きている間はずっと働き続けエネルギーを生み出してくれています。そしてビタミンB群は、これらの3大栄養素からエネルギーを取り出す際に触媒のように働いてくれます!なので、ビタミンB群が不足すると栄養素のエネルギーへの変換がスムーズにできなくなってしまうのです。
食べたものから効率良くエネルギーを得るためにも、ビタミンB群は不足しないように気をつけましょう♪
以下にビタミンB群のそれぞれの効果と、それを多く含んだ食材をご紹介いたします!
ビタミンB群まとめ
ビタミンB1 (豚肉、納豆、牛乳)
ビタミンB1の効果
・糖質の代謝促進
・筋肉の疲労を防ぎ、神経の働きを正常に保つ
ビタミンB1が不足すると?
・エネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなる
・神経の働きが悪くなり、痺れなどが起こりやすくなる
ビタミンB2 (さば、納豆、牛乳)
ビタミンB2の効果
・糖質と脂質の代謝促進
・粘膜を保護し、細胞の再生を助ける
・健康な爪、髪、皮膚の生成を促進する
ビタミンB2が不足すると?
・口内炎、ニキビ、肌荒れが起こりやすくなる
・肌や髪のトラブルが起こりやすくなる
ビタミンB6(鶏肉、さつまいも)
ビタミンB6の効果
・タンパク質と脂質の代謝促進
・赤血球のヘモグロビン合成
ビタミンB6が不足すると?
・貧血、脂肪肝などを招きやすくなる
ビタミンB12(牡蠣、ハマグリ)
ビタミンB12の効果
・葉酸と協力して、ヘモグロビン合成を促進する
・神経細胞を修復し、神経の働きを正常に保つ
ビタミンB12が不足すると?
・赤血球が効率良く作られなくなり、貧血、めまい、動悸・息切れ、手足の痺れが起こしやすくなる
パントテン酸 (大豆、レバー)
パントテン酸の効果
・エネルギー代謝に関わる
・副腎皮質ホルモンの合成
パントテン酸が不足すると?
・疲れやすくなる
・食欲不振、免疫力低下などを招きやすくなる
ナイアシン(大豆、レバー)
ナイアシンの効果
・3大栄養素の代謝に関わる
・皮膚や脳神経の働きを助ける
・血液循環を良くする
ナイアシンが不足すると?
・食欲減退、下痢、便秘、肌トラブル、口角炎、口臭、頭痛、不安感など
ビオチン(バナナ、レバー、チーズ)
ビオチンの効果
・3大栄養素の代謝にかかわり、皮膚や頭髪、神経の健康に保つ
ビオチンが不足すると?
・脱毛、白髪、肌荒れが起こりやすくなる
葉酸(人参、ほうれん草)
葉酸の効果
・ビタミンB12と協力して赤血球をつくる
・タンパク質やDNAの合成に働き、細胞分裂や成長を促進する
葉酸が不足すると?
・貧血を起こしやすくなる
・妊娠中・授乳中に不足すると新生児の発育不全を招きやすくなる
終わりに
いかがでしたでしょうか?
今回はビタミンB群について学んでいきました。
ビタミンB群を含んだ食物をしっかりと摂取し、体の調子を整えて勉学や運動、趣味に打ち込んでいきましょう!
今回はここまでです♪ 次回もお楽しみに!