こんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です!
季節は夏!
トレーニングに励んでいらっしゃる方も多いかと思います!
今更ですが、トレーニングの原理と原則をご存知ですか??
トレーニング効果を効率的に出すには、このトレーニングの原理と原則に則ってトレーニングをしていく必要があります!!
そこで本日は、一旦基礎に戻ってトレーニングの原理と原則について解説を致します!
♢原理と原則♢
・原理とは
物事を成り立たせる、根本的な法則(理論)
・原則とは
基本的な規則(ルール)
♢トレーニング3原理♢
①過負荷の原理(オーバーロード)
人間の身体は日常生活の中でも様々なストレス(負荷)を感じています!
この日常生活の中で感じているレベルの負荷でのトレーニングでは、トレーニングの効果を出すのは難しいです!
身体は日常生活で感じるレベル以上の負荷をかけた状態(過負荷)でないと成長しません!
例えば、買い物袋を毎日持っているだけで上腕二頭筋は大きくなりますか??
毎日の階段の昇り降りだけで下半身の筋肉がつきますか??
このように日常生活レベルの負荷では身体は成長しないのです!
そのため身体の成長には安全かつ非日常的なストレスをかけ続ける事が大切になります!
これを「過負荷の原理」と言います!
②可逆性の原理
これは至って簡単な話です。
トレーニングを継続している際は、体力や筋力などはもちろん向上しますが、トレーニングをやめてしまうと、元のレベルに戻ってしまうという事です!
なのでトレーニングは継続的に行わなければいけません!
また、短期間のトレーニングで得られた効果というのは元に戻るのも早く、長期間のトレーニングで得られた効果は元に戻る時間が長い(戻りにくい)とされています!
③特異性の原理
トレーニング効果はトレーニングを行った部位や動作などに依存します!
例えば、足のトレーニングをしてても胸の筋肉はつきませんよね??
このようにトレーニング効果というのはトレーニング内容によって左右されます!
効率的にトレーニング効果を出したいのであれば、しっかりと目的に応じた(特異的)なトレーニングを行う必要があります!
♢トレーニング5大原則♢
①漸新性
トレーニングの強度や量などは体力に応じて、徐々に増やしていく必要があります!
例えば、最初はベンチプレス40kgがマックスだった人も、1ヶ月…半年…1年…と続けていけば、いずれは40kgの負荷を楽々行えるようになります!
そうなってきたら、当然負荷を増やしますよね??
これを「漸進性の原則」といいます!
②個別性
体というのは年齢や性別、体力など全てが一緒!ということはありえません。
そのため、行うトレーニングも個人に合わせて負荷やメニューを構成する必要があります!
これを「個別性の原則」といいます。
③全面性
筋肉は全てが繋がっており、決して一つの部位で成り立っているという事はありません。
もちろんトレーニングをする上で、鍛えたい部位や好きな部位などあると思いますが、どこか一つの部位だけを鍛えるといった偏ったトレーニングは怪我などの元となります!
そのためトレーニングは全身満遍なく鍛える必要があるのです!
これを「全面性の原則」といいます。
④意識性
トレーニングをする時に大事なポイントは、今行っているトレーニングは何処を鍛えててどんな意味があるのかを理解して、意識をしながら行うことが大切です!
ただ闇雲に、なんとなくトレーニングをしているだけでは効率のいいトレーニングはできません。
身近な例でいうと、鍛えている筋肉を強く意識する これだけでも意識性の原則のひとつです!
⑤反復性
どんなに効率的で、効果的なトレーニングを行ったとしても、トレーニングの効果というのは、すぐに現れるものではありません!!
トレーニング原則や原理に則った、適切なトレーニングを反復して継続的に行うことで、トレーニング効果というものは現れます!
これを「反復性の原則」といいます。
♢まとめ♢
如何でしたか??
本日は、今更聞けないトレーニングの原理・原則についての解説でした!
トレーニングの成果とは正しいトレーニングをしてこそ、現れるものです!
トレーニングの原理・原則に則った適切なトレーニングを行い、効率的にトレーニングの成果を出していきましょう!
次回もお楽しみに!