皆様こんにちは!
パーソナルジムASPIの三浦でございます🐢
さて、夏本番を迎えいつものトレーニングに磨きがかかっているのではないでしょうか🔥
今日は身体前面と背面の筋肉にフォーカスしていきたいとおもいます!
大胸筋や腹直筋など身体前面の筋肉と、広背筋など背面の筋肉はどちらを重点的に鍛える方が良いでしょうか?
1⃣大胸筋、腹直筋を多めに鍛える
2⃣広背筋など身体背面を多めに鍛える
3⃣前後のバランスを合わせながら鍛える
それでは正解発表の前に、まずは各筋肉の特徴を確認していきましょう!
各筋肉の特徴
大胸筋
胸骨や鎖骨周辺から、上腕骨の大結節稜(肩から10cm下の辺り)に付いている筋肉です。
胸の前で大きなものを抱える時に働く筋肉ですが、強く鍛えすぎると「巻型」を招く原因にもなる筋肉です👀
腹直筋
恥骨稜と恥骨結合から、第5~第7助軟骨に付いている筋肉です。
腹直筋は上から下に付いているイメージですが、実は下から上に付いています!
姿勢保持やスポーツ動作で必ず使うと言っても良い筋肉です👀
広背筋
正中仙骨稜や腸骨稜・胸椎・腰椎の棘突起から、上腕骨の小結節稜に付いている筋肉です👀
専門用語ばかりで分かりにくいですが、下背部と背骨から二の腕の方に伸びているとイメージしてください!
広背筋の奥には脊柱起立筋という筋肉もあり、これらは姿勢保持や上半身を安定させるために働いてくれています💪
では、先ほどの質問に対する答えを発表していきましょう!
正解は、3⃣前後のバランスを合わせながら鍛える です!!
簡単すぎましたか🤣?
では、なぜバランス良く鍛えることが重要なのかを紐解いていきましょう!
人間の体の仕組み
我々の体は、背中の筋肉が無いと四つん這いになってしまう様に出来ています😮
赤ちゃんの時は、みんなハイハイですよね?赤ちゃんの頃は基本的に強い筋力というものは無く、広背筋も強くない為に背中が丸まったハイハイの形になっています👶
要するに、体を後ろから引っ張る筋力が無いということです👀
体を起こす為(姿勢を維持する為)にも、背面の筋力というのは非常に重要になってくるのです!
では、加齢に伴って背中が曲がるのはなぜでしょうか?
少し詳しく説明していきますね!
「背中が曲がる」とは?
加齢の場合は、まず背中の筋力が弱り前に曲がる力が働き続ける状態が続きます。(前面と背面の筋力のバランスが崩れ、後ろから引っ張る力が無くなる)
それに加えて脊椎骨の骨粗しょう症が加わると、少しづつ脊椎骨が潰れてきてしまいます。
その結果、脊椎自体が曲がるように変形して定着してしまいます😥
ここまで来るともう筋肉の力で戻すこは難しくなります😣
加齢と共に背中がまがるのは、筋力のバランスが崩れるということにあるのです!
では若年層~中年層の方はどうでしょうか?
若年層~中年層の方の場合、筋肉がアンバランスになるのではなく、前面と背面の両方が同じように弱っていきます。
腹直筋、広背筋どちらかではなく、どちらとも弱っていくとはとても怖いですよね😣
また、トレーニーの方でも前面のトレーニングに集中しすぎるあまり、全体のバランスが崩れている方も少なくありません😰
「胸板を厚くしたい!」という方が多いように、トレーニング=身体前面への意識が強いのです🙄
つまり、若年層~中年層の方で重要なことは前面と背面のバランスを整えるということを大切にするべきなのです!✨
最後に
トレーニングにおいて、どこかを重点的に鍛えるというのは残念ながら得策ではありません😣
例え胸板を厚くしたくても、背中の筋肉もバランス良く鍛える必要があるのです!
そして上半身を支える下半身の筋肉も同時に鍛えていく必要があります💪
バランス良く鍛えることが出来れば、自ずと美しい身体に仕上げることが出来ますよ✨
それでは、次回もお楽しみに!またお会いしましょう🐢