皆さん、こんにちは!
パーソナルジムASPI秋葉原店の田野です!
オリンピックも終え、早くも2021年の夏が過ぎ去ろうとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか??
世間では依然としてコロナウイルスが猛威を振るい、外出自粛などが求められる日々が続いております😢
「何かしたいのに何もできない…」と悶々とするこの期間にオススメなのが、生活の見直しです!
このブログを見てくれている方の中にもこの期間を活かし、新たに運動を始めたり食生活を見直そう!とされている方も多いんじゃないでしょうか?😁
本日はそんな日本人の食生活に深く関わりのある、「乳糖」について解説していきます!
それではいきましょう!
日本人は牛乳が合わない??
さて突然ですが、皆さんは牛乳はお好きですか??
今や学校給食をはじめとして、日常生活のあらゆる場面で馴染み深い存在となっている牛乳。
ですが、中には牛乳が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか??
牛乳は広く一般的に知られている一方で、好き嫌いが別れる食品でもあります!
牛乳が苦手な方の理由としてよく挙げられるのが、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなるという理由です!
では何故、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなってしまうのでしょうか??
急に飲み過ぎた??
お腹が冷えた??
傷んでる??
いやいや、
実はそれ「乳糖不耐症」かもしれません!
乳糖不耐症ってなに??
牛乳などには「乳糖(ラクトース)」と呼ばれる糖が含まれています。
この乳糖は体内にて”ラクターゼ”という消化酵素によって分解、吸収されます。
しかし乳糖不耐症の場合は、このラクターゼの分泌が不足します。
そのため乳糖を分解できず消化不良を起こしてしまい、その結果下痢やお腹がゴロゴロするという症状を発生させてしまうのです。
乳糖不耐症の原因
では、なぜ乳糖不耐症を発生してしまうのでしょうか??
その原因は日本の歴史と牛乳の文化にルーツがあります!
突然ですが、ここでクイズです!
Q.今や生活に当たり前のように溶け込んでいる牛乳ですが、日本人が牛乳を一般に飲み始めたのはいつ頃でしょうか?
正解は…
明治時代(※諸説あり)
→明治時代は文明開化により、今までの鎖国的な思想から一変し欧米文化などを取り入れ始めた時代です!その際に日本にも欧米の酪農文化が日本に入ってきたとされています!
さらには戦後、復興時にアメリカから輸入され、学校給食などで支給されるようになった事も日本に牛乳が浸透する大きな要因とされています!
すなわちいずれも、日本における牛乳文化は明治時代から数えても未だ150年程度となっています!
そのため遥か昔から酪農文化のある欧米人に比べ、まだ牛乳を飲む文化の浅い日本人(東洋人)は乳糖不耐症の人が多く、ある調べでは症状に大小はあれど日本人の3人に2人が乳糖不耐症であるとの研究結果も出ています!
牛乳だけじゃない!?乳糖不耐性が及ぼす影響
乳糖不耐症は実はトレーニングとも深い関係があります!
牛乳を飲むとお腹の調子を崩してしまう…という方の中には、プロテインも飲むとお腹の調子が悪くなる…というお悩みを抱えている方も多いのじゃないでしょうか?
最もオーソドックスなプロテインはホエイプロテインと呼ばれ、ホエイ(乳清)から作られているため乳糖を含んでいます!
そのためプロテインを飲むと、牛乳を飲んだとき同様にお腹の調子が悪くなってしまうのです!
乳糖不耐性と付き合っていく方法
乳糖不耐症の場合、牛乳やプロテインなどの乳製品は飲むことができないのでしょうか??
実は、そんなこともないのです!
乳糖不耐症の場合でもいくつかの工夫をすることで、症状を出さずに摂取することも可能です!
・ゆっくり少しずつ飲む
・牛乳を温める
・ラクトースフリーの牛乳にする
・ヨーグルトなどで乳製品は摂取する
・プロテインはホエイではなく植物由来のソイプロテインを選ぶ
→ホエイプロテインでもWPI製法という方法で作られているものは乳糖がかなり少なくなっているためオススメです!
これらの工夫をすることで、乳糖不耐症の方でも牛乳や乳製品を摂取できる可能性は格段に上がります!
(※症状の度合いには個人差はございますので、お試しの際はご体調に十分ご注意くださいませ)
まとめ
如何でしたか??
今や、生活に欠かせないものの1つとなっている乳製品。
自分の体質をしっかり理解して、これからも安全に摂取していきましょう!
今や牛乳は学校給食や生活でも当たり前になってきているので、もしかしたらもう数十年、数百年後の未来には日本人にも乳糖耐性ができているかも知れませんね!
そんな未来を密やかに期待しています😏
それでは本日はここでお別れです!
個々までお読み頂きありがとうございました♪
次回もお楽しみに~~😁