みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIの犬塚です!
寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
寒い日は水分摂取が疎かになりがちですが、寒い日こそ意識して水分摂取をする必要があります!
特に、高強度のトレーニングやスポーツ、長時間の運動を行う時は、パフォーマンスを落とさない為にスポーツ飲料を飲む方も多いと思いますが、このスポーツ飲料にも種類があるのはご存知でしょうか?
今回はスポーツ飲料の種類について、紹介していきます!
スポーツ飲料の種類
スポーツ飲料は主に、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の2種類があります。
種類によって、吸収速度や飲むべきタイミングが違うので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
アイソトニック飲料
アイソトニックとは等張性ということを意味をしており、体液と同じ浸透圧のものを指します。
浸透圧とは?
溶質(水に溶けている物質:塩分など)は通さないが、溶媒(水)は通す性質をもつ半透膜を隔てて濃度の異なる溶液(溶質+溶媒)が接した場合、低濃度溶液の溶媒(水)が高濃度溶液の方に拡散しようとする現象を浸透現象といい、その圧力を浸透圧といいます。
水分補給において、水の大部分は小腸で吸収されますが、これは小腸の管腔側と血液側(体液)の浸透圧の差に従って行われます。
上記より、アイソトニック飲料は安静時の体液と同じ濃度や浸透圧で作られています。
塩分は0.1~0.2%、糖質が約4~6%と体液に近い浸透圧のため、水分、糖質、塩分がバランスよく吸収されます。
アイソトニック飲料のメリットは下記の2点となります。
1.安静時においては同じ浸透圧のため吸収が速い
2.糖質が多く含まれていてるので、長時間の運動のエネルギー源になる
注意点としては、発汗によって体液が薄くなっていると吸収速度が落ちるので、運動前に飲むのが良いとされています。
また、サッカーなど長時間において高強度の運動が求められるスポーツにおいても、糖質が含まれているアイソトニック飲料が勧められます。
商品としては、ポカリスエットやアクエリアス、グリーンダカラはアイソトニック飲料に分類されるので、運動前の水分補給や、高強度運動で糖質の補給も求められる場合はこれらの商品を選ぶと良いでしょう。
ハイポトニック飲料
ハイポトニックとは低浸透圧のことであり、体液よりも浸透圧が低い状態を指します。
つまり、ハイポトニック飲料を摂取した場合は、血液側の方が濃い溶液となるため、摂取した水分が体内へと移動しやすい形となります。
ハイポトニック飲料にメリットは下記の2点です。
1.運動による発汗で、体液が薄くなっている状況においては水分が腸管で速く吸収される
2.糖分が少ないためカロリーが低く、減量時の飲料に向いている
上記より、運動中において水分補給を優先したい場合は、ハイポトニック飲料の方が適切な選択と言えるでしょう。
商品としては、VAAMやアミノバリューなどはハイポトニック飲料に該当します。
また、熱中症や風邪など激しい脱水の時に推奨されている経口補水液も、浸透圧が低めに設定されているのでハイポトニック飲料に分類されます。
いかがでしょうか?
普段何気なく選んで飲んでいるスポーツ飲料ですが、商品によって飲むべき最適なタイミングやメリットがありますので、それぞれの場面に応じて最適な商品を選択していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
次回の投稿もお楽しみに!