皆さまこんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です💪
8月も終盤を迎え、いよいよ夏の終りが近づいてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?私はというと、暑さから開放される嬉しさと夏が過ぎる寂しさを感じています😂
さて、本日のブログは皆さんも一度は聞いたことがあるであろう、“コレステロール”について解説します!
健康診断やTV番組などでご存知な方も多いであろうこのコレステロールですが、皆さんはコレステロールについてどこまで知っていますか?
実は意外にも、「善玉と悪玉があって…」、「なんとなく高いと良くないやつ…」くらいしか知られていなかったりします!
本日はそんな知っているようで実は知らない、今さら聞けない“コレステロール”について解説していきます!
そもそもコレステロールってなに?
コレステロールとは脂質の一種に分類され、主に細胞膜の形成やホルモンの材料などになっている重要な栄養素です!
コレステロールは油のため、血液中に溶け込むことができません。そのため血管の中を流れる時はタンパク質の船に乗って血液の中を流れていくのです!(=リポタンパク)
この時のリポタンパクの比重によっていわゆる『善玉』、『悪玉』が分かれるのです!
善玉(HDL)
HDL、通称「善玉」コレステロールは血管の壁などに余って残ったコレステロールを回収し、肝臓へ戻してくれる働きがあります
悪玉(LDL)
LDL、通称「悪玉」コレステロールは肝臓で生成されたコレステロールを全身に届ける役割があります!
これにより、細胞膜や血管壁の形成をすることができるのです!
コレステロールのバランスが乱れると
ここまで聞いて「あれ?」と違和感を覚える方も多いのではないでしょうか?
それもそのはずで、コレステロールというと、=悪いものというイメージを持っている方が多いと思います!
実は結論、“コレステロール自体は善玉も悪玉も一概に悪いものでは無いのです”
悪玉コレステロールは先述の通り、身体にコレステロールを運ぶという非常に重要な役割を担っています。
コレステロールは細胞や血管などを形成する上で必要な材料ですので、悪玉の働きは身体にはなくてはならないものとなっています。
ではなぜ“悪”玉などと呼ばれているのでしょうか?
実は、悪玉(LDL)コレステロールは身体にとって必要不可欠である反面、多すぎてしまうと血管内に溜まり、動脈硬化などを引き起こしてしまいます!
故に、“悪”玉コレステロールと呼ばれているのです!
逆に、善玉(HDL)コレステロールは身体の中に溜まった余分なコレステロールを回収し、肝臓へ運ぶ役割があります!
そのため、血管内を綺麗にし動脈硬化リスクを低減させる事から“善”玉コレステロールと呼ばれているのです!
なので、仮に悪玉(LDL)コレステロールが高くても血管を綺麗にしてくれる善玉(HDL)コレステロールも多ければ問題はないですし、逆にコレステロール値は低くても善玉(HDL)コレステロールも低い場合には危険と言えます!
すなわち大事なのは、コレステロールを一概に抑えることではなく、悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールのバランスを保つことが大事になります!
コレステロールをバランスよくするためには
コレステロールのバランスが乱れてしまう原因としては遺伝や薬の副作用的なものもありますが、多くはやはり運動不足と食生活の乱れになります。
そのためコレステロールのバランスを正常に保つためには特に難しいことや変わったことは必要なく、動物性脂を摂りすぎず野菜や海藻などの食物繊維をしっかり含んだバランスのとれた食事と定期的な運動が重要になります!
特にジョギングや水泳などの有酸素運動は善玉(HDL)コレステロールを増やす効果があり、コレステロールのバランスを整えるのにうってつけです!
実は体内のコレステロールのうち食事から摂取するのは2~3割程度となっており、残りの7~8割というほとんどが体内で生成されています。
食事からのアプローチが摂るものを変えるのに対し、運動は中(自分で作り出すもの)から変えていくため、両方でアプローチすることでよりバランスを整えやすくなります!
まとめ
如何でしたか?
本日は知っているようで実は知られていないコレステロールについての解説でした!
皆さんのコレステロールの数値は大丈夫ですか??
体内の脂質異常は体感はなく、気づきにくいのが特徴です!日々の生活からしっかり見直して対策していきましょう!
本日はここまでです!次回もお楽しみに😁