みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPI町田店の丸山です。
今回の記事のテーマは『月経痛の緩和方法』です!
私が2年前に書いた『月経周期と女性ホルモン』と関係ある内容です。
合わせて読んでいただけると嬉しいです。
最近は、台風や低気圧で体調管理が難しいと思います。
それに加えて月経痛だとしんどいですよね。
そんな月経痛を緩和する方法を栄養学や解剖学の観点で解説していきます!
月経とは
いわゆる生理です。
3-7日出血が続くと言われています。
2日以下は過短月経で、子宮内癒着・支給形成不全など子宮が狭くなっているのが原因の一つとされています。
8日以上は過長月経で、子宮筋腫・ポリープ・子宮腺筋症など子宮が肥大しているのが原因の一つとされています。
期間
開始は10-14歳が一般的と言われています。
終了は43-54歳が一般的と言われています。
周期
一般的には25-38日空けて次の月経が来るのが正常です。
3ヶ月以上ないことを無月経
39日以上空くと稀発性
24日以内にくると頻発性
と呼ばれます。
月経前症候群・月経困難症とは
月経前症候群はPMSとも呼ばれ、月経前に現れるこころや体の不調のことです。
月経困難症は、月経期間中に起こる病的な状態のことです。
下腹部痛、腰痛など一般に月経痛とよばれる症状に加えて、お腹の張り・吐き気・頭痛・疲労・脱力感・食欲不振・いらいら・下痢・憂鬱なども含みます。
月経の仕組みと発痛物質
月経前はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが増えることで子宮内膜が増えます。
子宮内膜が増えると、子宮内膜で作られるプロスタグランジンも増えます。
このプロスタグランジンは発痛物質で、痛みを敏感にする役割があります。
プロスタグランジンが増えることで、子宮の収縮が起こり、収縮により出血が起こります。
このプロスタグランジンが増えすぎて子宮が過剰に収縮することで痛みが増すと言われています。
オメガ6を減らしてプロスタグランジンを減らそう
プロスタグランジンの材料はオメガ6脂肪酸です。
オメガ6脂肪酸は、体内で作り出せないので食事で摂取する必要のある必須脂肪酸です。
摂取が必須な脂肪ですが、現代人は摂りすぎています。
オメガ6脂肪酸は大豆油・コーン油・さらだ油・グレープシードオイル・ごま油・加工食品などに豊富です。
このオメガ6脂肪酸を減らすことで、月経痛の改善の可能性があります。
月経前や月経中の腰痛を緩和しよう
骨盤は多くの靭帯で固められています。
リラキシンという骨と骨と繋ぐ靭帯を緩くするホルモンにより、骨盤を固めている靭帯が緩くなり、骨盤が不安定になると腰痛になりやすいです。
リラキシンは妊娠していなくても常に分泌されていますが、月経前に分泌が増えます。
普段からトレーニングをして骨盤まわりの筋肉を鍛えておくことや、姿勢を整えておくことで月経前・月経中の腰痛を緩和できるのではないでしょうか?
まとめ
今日は『月経痛の緩和方法』をテーマでお話しさせていただきました!
食事も運動も月経痛に関係しています。
こちらの記事がみなさんのお役に立てると幸いです!
それでは次回もお楽しみに!!