こんにちは!
パーソナルジムASPI横浜店の加塩です!
今回は、糖質のダイエットへの影響って結局どうなの?
ということについて、見ていきましょう!
ダイエットと言えば、「糖質を抑えなきゃ!」と思うことが多いのではないでしょうか?
また、「カロリーを抑えなきゃ」と思うことも多いのではないでしょうか?
この2つが当てはまったアナタ、実はその考えに矛盾が生じています!
カロリーを抑えるなら糖質を抑えるべき?
実は、”糖質を抑える=カロリーを抑える”というのは、あまり効率的でないのです。
これはどういうことかというと、結論から申し上げると、カロリーを抑えるだけであれば、
”脂質を抑える=カロリーを抑える”の方が効率が良いからです。
なぜなら、糖質1gあたりのカロリーは4kcalで、脂質1gあたりのカロリーは9kcalと、その差は2.25倍になります。
つまり、カロリーを抑えるだけであれば、脂質を抑えたほうが効率が良いということですね。
ちなみに、太りにくいイメージのタンパク質も、同じく4kcalなので、糖質には思ったほどカロリーが無いのが分かりますね。
糖質は脂肪になりにくいの?
じゃあ糖質って太りにくいんだ!と思ったアナタ、ちょっと待ったです。
糖質を摂取することによって、血糖値が上昇しますが、この血糖値の上昇がダイエットにおいて超重要となります。
なぜなら、血糖値の上昇が高ければ高いほど、脂肪の合成作用も高くなっていくからです。
逆に、血糖値の上昇が低ければ低いほど、脂肪の合成作用も低くなっていきます。
では、どうしたら血糖値の上昇を抑えられるのかを見ていきましょう。
①血糖の上がりにくい低GI食品を取り入れる
同じ糖質でも血糖値が上昇しやすいものと、そうでないものがあります。
血糖値が上昇しやすいものを高GI(食品)といい、
一方で、血糖値が上昇が緩やかなものを低GI(食品)といいます。
GIとはG=Glycemic(血糖)、I=Index(指数)の略で、どれだけ血糖値の上昇に影響を与えるかの指数になります。
つまり、低GIの糖質であれば、我慢してキツい思いをしなくても良いのです!(※もちろん食べ過ぎはNG)
低GIの食品は、玄米、蕎麦、ブラン、オートミールなどがあります。
これらはビタミン・ミネラルも豊富なので、身体にとってはメリットがたくさんあります。
低GI食品の傾向として、全体的に茶色っぽいのが特徴ですね。
②水溶性食物繊維を摂取する
これはいわゆる”ベジファースト”と呼ばれるものです。
ベジファーストとは、簡単に言うと、”野菜から食べて太りにくくすること”という意味合いでよく使われる言葉です。
この野菜は何でも良いわけではなく、水溶性の食物繊維が含まれる野菜でなければいけません。
水溶性の食物繊維は、体内に吸収されると、腸の粘膜に貼り付いて、吸収を緩やかにしてくれる働きがあります。
なので、予め水溶性食物繊維を食前に摂取することで、腸に粘膜が貼ることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
水溶性の食物繊維は、オクラ、山芋、納豆などネバネバ系のものや、わかめ、ひじき、昆布など海藻系に多く含まれています。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
糖質は太るイメージがありますが、適切に摂取ができれば、むしろ健康的で美しい身体を目指せます!
逆に糖質が少なすぎても、集中力が低下したり、お腹が空きやすくなったり、場合によっては痩せづらくなってしまうこともあります!
糖質の摂取量は、総摂取量の60%程度と言われており、人間が一番摂取する栄養素ですので、糖質の量だけでなく質も意識して摂取していきましょう!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!