みなさん、こんにちは
パーソナルジムASPI 吉祥寺店の竹里です。
本日は
【腸内環境】について記載していきます!
よくテレビやSNSなどで「腸内環境改善〜」や「〜を飲んで腸内環境を良くしましょう!」
のようなフレーズはよく目にすると思います。
でも、「そもそも、腸内環境ってどういった状態を指すの?」「腸内環境良くすると何か効果あるの?」
など、今回は当たり前のように日々目にしている【腸内環境】について解説していきます!
なお、今回のブログでは下記の4項目が中心になります。
【腸の機能とは?】
【腸内環境とは?】
【腸内環境が悪化した場合、何が起こるの?】
【腸内環境を良くするには何を行ったら良いの?】
では、最後までゆっくりご覧ください。
【腸の機能(働き)とは?】
腸の主な働きは消化吸収と、病原菌から体を守る免疫機能です。
ヒトの腸(主に大腸)には100種類以上・約100兆個の腸内細菌(腸内フローラ)があります。
体の免疫機能の約60%は腸管に存在し、腸内細菌のバランスが良いほど腸管免疫力が発達・向上することが研究結果として発表されています。
腸内細菌の理想的なバランスは?
腸内環境は善玉菌・悪玉菌・中間の菌(日和見菌)の3種類から構成され、バランスをとることで、腸内の環境を保っています。
理想的な腸内細菌のバランスは、善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%と言われています。
正常な場合は善玉菌が優勢となりますが、何らかの影響で悪玉菌の増殖が進んだとき、腸内環境の悪化と表現されます。
【そもそも腸内環境とは】
理想的な腸内細菌のバランスが正常に保たれている状態を指すと、ここでは考えます。
追記すると【腸内環境改善】とは「善玉菌を優勢としたバランスに戻すこと」です。
【腸内環境が悪化した場合、何が起こるの?】
腸管だけにとどまらず、『臓器』にダメージを与える原因となることが明らかになってきました。
悪玉菌が腸内で優位になると、腸の動きが阻害されることで食べたものが消化吸収されにくくなります。
症状
便秘・下痢・ガス溜まり
腸の働きが悪くなることで蠕動運動が弱くなり、便秘や下痢につながりやすくなります。
老廃物が腸内にとどまることによってガスが発生し、下腹部のハリとなって表れます。
肌荒れ・吹き出物
外に排出されなかった老廃物は腸内で腐敗・有毒ガスを発生させて最終的に肌から排出しようとします。老廃物が肌の角質や皮脂と結びつき、肌荒れ・ニキビ・吹き出物となってしまいます。
口臭・体臭・おならの悪化
善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなるとおならが出やすくなります。
悪玉菌が優勢となり、分解しきれない老廃物が腸内で腐敗すると、アンモニア・スカトールなど臭いの原因となるガスが発生します。
これらのガスの成分が血液に吸収され体臭や口臭として外に現れたり、おならの臭いの原因になったりします。
【腸内環境を良くするには何を行ったら良いの?】
【運動】で腸内環境改善が期待できるとされています。
(食生活の改善もとても重要ですが、今回は運動について記載します)
適度な運動は血流を促し、酸素が全身にめぐり、体に刺激が入ります。さらに善玉菌を増やす効果もあると言われています。
気持ち良いと思える強度の運動は自律神経にも良い影響を与え、腸の活性化にもつながります。(※腸内環境と自律神経の関係については、またいつか記載します。)
まずは、30分程度の散歩、ラジオ体操、ストレッチなど軽めの運動から取り組んでみましょう。お腹を動かすために軽めの腹筋なども効果的です。
まとめ
【腸の機能(働き)とは?】
腸の主な働きは消化吸収と、病原菌から体を守る免疫機能。
【そもそも腸内環境とは】
理想的な腸内細菌のバランスが正常に保たれている状態を指す。(善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%)
【腸内環境が悪化した場合、何が起こるの?】
消化・吸収されにくくなり、有害物質が発生し、腸管だけにとどまらず臓器にダメージを与える。
【腸内環境を良くするには何を行ったら良いの?】
【運動】で腸内環境改善が期待できるとされている。適度な運動は血流を促し、善玉菌を増やす効果も期待できる。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!
今回は【腸内環境】について記載させていただきました\(^o^)/
そもそも改善するのはなぜなのか、悪化するとどうなるのかを知っていただければ、普段からの行動や食生活が変わってくると考えています!
みなさんの今後の生活に少しでも役立つ知識を与えられていたら、最高です。
それでは、また次回のブログもお楽しみに〜\(^o^)/!!