皆さん、こんにちは!
パーソナルジムASPI 二子玉川店 理学療法士の森内です!
皆様は、日々お仕事をされている中で、
「肩凝ったなぁ、、、」「肩が重だるいなぁ、、、」
と思うことはありませんか?
その肩こり、年齢を重ねると痛みに変わってしまうかもしれません!
そこで今回は肩関節周囲炎のお話をしたいと思います!
1.肩関節周囲炎とは?
肩関節周囲炎は肩に激しい痛みが起きたり、運動障害が出てしまう病気で、別名「凍結肩」「四十肩」「五十肩」と言われております!
特に40~60歳代
の人に起こりやすく、男性よりも女性の方が多いのも特徴の一つです。
最初は「なんか少し違和感あるなぁ」といった違和感から始まり、激しい疼痛に変わることが特徴です!
2.原因・誘因
原因については、実はまだわかっていない事がとても多く、現在でも研究が進められている段階です!
しかし、加齢に伴い骨や腱、靭帯や軟骨に炎症が起き、痛みが発生してしまうということが判明しております。
また、糖尿病、甲状腺機能低下症、心疾患、パーキンソン病、ギブスやサポーターなど外固定をしている
このような方は発症のリスクが高まると言われておりますので、当てはまる人は要注意です!
3.病態・生理
肩関節周囲炎は主に3つの時期に分かれており
・炎症期(痙縮期)
・拘縮期
・回復期
に別れております!
具体的には、炎症期から始まり拘縮期、回復期の順になっていき、
個人差はありますが、約半年~2年ほどかかる長い病気と言われております!
炎症期(痙縮期)
炎症がかなり強く出ており、動作を行う時に痛みが生じるほか、安静時痛や夜間痛が生じて、拘縮が徐々に進行していく時期になります。
「肩が痛くて動かせない!」という時期はこの時期に当たることが多いです!
この時期は約2週間ほどと言われ、その後拘縮期という時期に移行していきます。
拘縮期
炎症期に比べて疼痛は軽減していきますが、可動域の制限が著明で最終可動域で痛みが生じる事が特徴です。
「動かせるけど、最後まで動かすと痛い!」というのはこの時期に当たることが多いです!
肩関節周囲炎がいつ治るかは、この時期にどれだけ動ける範囲で動かしたかという事が重要になってきます。
回復期
拘縮が改善されていき、可動域が回復していく時期です。
他動的に動かすのではなく、自動的に動かした時に可動域が広がっていけば、この時期に当たることが多いです!
しっかり日々可動域を広げていけるように、積極的に動かしていきましょう!
今回は以上になります!
大切なのは、「今はどの時期に当たるのか」を見極め、その時期に適切な事を行うという事です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の投稿もお楽しみに!