みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIの及川です!
昨今、お家時間を過ごす中で動画配信サービスをご利用の方も多いのではないでしょうか?無料の動画配信サービスでは様々な広告を目にしますが、夏にかけてダイエットサプリメントのCMが増えてきますね。
今回はCMでよく耳にする「HMB」について解説します!聞いたことのある方や購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
HMBって何?
HMBとはたんぱく質を構成するアミノ酸の一種であるロイシンの代謝物のことです。このロイシンは、筋肉の合成を促進したり、傷ついた筋肉を修復するといった働きがあります。必須アミノ酸のひとつで、食事によって体外から取り入れる必要があります。ロイシンのうちの5%がHMBに変化します。ちなみにHMBの正式名称は「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」といいます。
HMBの効果
HMBについての研究はどんどんと進んでいるようですが、まだ全ての効果が確認されているわけでは無いようです。その中で解明済みの二大効果として『筋肉の合成促進』と『カタボリックの抑制』があります。
タンパク質は体の中でアミノ酸へと分解され、その後筋肉へと合成されていきます。HMBにはこれを助けてくれる働きがあります。
ただし、筋肉の合成促進の効果はロイシンと同等かそれ以下だそうです(◞‸◟)
カタボリックとは体がエネルギー不足の時に、筋肉をアミノ酸に分解してエネルギーを取り出す働きのことをいいます。ボディメイクをしている人にとっては避けたい現象ですね^^;
カタボリックを抑制する効果はロイシンよりもHMBの方が大きいようです( ^∀^)
プロテインの20倍の効果がある!?
広告ではよくHMBはプロテインの20倍の効果があると言われていますが、それは大きな誤解です!
HMBはあくまで筋肉の合成を促進するものであり、筋肉の材料となるプロテインとは別物なので比べることはできません。仮にプロテインの20倍のHMBを摂ったとしても、20倍の効率で筋肉がつくわけでは無いのです(;o;)
体づくりを家に例えると、プロテインは材料となる木材やコンクリート、HMBは家を立てる職人さんのモチベーションになる一杯のビール、といったところでしょうか笑
ちなみに
HMBは体内で自然に生成されるので不足することはありません。しかし、その量はごく微量なのでサプリメントで得られるカタボリック抑制効果を得ることはできません。貪欲に筋肉を付けていきたい!という人は購入を検討してみても良さそうです。
ここからは私個人の意見ですが、コストパフォーマンスを考えると
1プロテイン
2マルチビタミン
3クレアチン
4BCAA
5HMB
となります。あくまで参考程度に読んでくださいませ笑
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少しマニアックな内容になりましたが、本日はトレーニーの間で一般的になりつつあるHMBについての解説でした。
体づくりの基本は食事ですが、必要な栄養素を手軽に摂取できるサプリメントは便利ですよね!
知識を身につけて正しく活用していきましょう!!