皆様こんにちは!パーソナルジムASPI川崎店の平です!冬は肌が見えないからダイエットは一旦やめよう。と思っているそこのあなた、冬は脂肪燃焼にもってこいの季節です!
「冬は太りやすい季節」とよく言われます。年末年始の食べ過ぎや運動不足も原因の一つですが、実は冬は脂肪を燃やしやすい季節でもあります。
気温の低い時期こそ、上手に体を動かすことで代謝を高め、効率的に脂肪を落とすことができるのです。今回は、冬の脂肪燃焼とトレーニングの関係性について解説します。

■ 寒いほど代謝が上がる理由
人間の体は、外気温が下がると体温を保つためにエネルギーを消費します。つまり、寒い季節は「体が自然にカロリーを使う状態」になっているのです。特に、体温維持に使われるエネルギー=基礎代謝が上がるため、何もしていなくてもエネルギー消費が増えます。さらに最近の研究では、寒さによって「褐色脂肪細胞」が活性化することがわかっています。褐色脂肪は体内の脂肪を熱に変えて燃焼させる働きを持っており、背中や肩甲骨まわりなどに多く存在します。冬の冷気刺激は、この褐色脂肪の働きを活発にし、結果的に脂肪燃焼を後押ししてくれるのです。
■ 冬のトレーニングで意識したいポイント
1. ウォームアップを丁寧に
寒い時期は筋肉や関節が冷えやすく、ケガのリスクが高まります。トレーニング前には最低5〜10分の動的ストレッチや軽いジョグで体を温めましょう。体温が1度上がるだけでも、代謝は約13%アップすると言われています。
2. 筋トレ+有酸素運動の組み合わせ
脂肪燃焼を狙うなら、筋トレと有酸素運動の組み合わせが最も効果的です。筋トレで筋肉量を維持・向上させることで代謝を底上げし、有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・バイクなど)で脂肪をエネルギーとして使います。特にトレーニング後の有酸素運動は、脂肪がエネルギー源として使われやすい状態なのでおすすめです。
3. トレーニング後はしっかり保温
トレーニングで体を温めた後に体を冷やすと、血流が悪くなり代謝も下がります。トレーニング後はシャワーなどで温め直し、冷えを防ぐことが大切です。

■ 冬に太る本当の原因は「行動」
冬に太る原因の多くは、代謝ではなく「行動パターンの変化」にあります。寒くて外出が減る、家で温かい食べ物を食べすぎる、夜更かしする——こうした生活リズムの乱れが、脂肪をため込みやすい環境をつくってしまうのです。そのため、「動く時間を意識的に作る」ことが何より大切です。週2〜3回、30分程度のトレーニングでも十分。短時間でも継続することで、冬の間に代謝を落とさずに過ごせます。
■ まとめ:冬の努力は春に結果として表れる
冬は代謝が高まり、褐色脂肪が活性化する“脂肪燃焼に適した季節“です。寒さに負けずに体を動かすことで、春に向けて引き締まった体をつくるチャンスでもあります。暖かい季節に焦ってダイエットを始めるよりも、冬のうちに代謝を上げておくことが、結果的に最も効率的な脂肪燃焼法です。寒い季節こそ、体を動かして自分の“燃焼スイッチ“を入れていきましょう。












