皆様こんにちは!
北千住の金城です。
秋も過ぎ、いよいよ本格的な本格的な冬に入ろうとしていますね。
そんな季節と共に「食欲の秋・冬」にも突入して、食べ物も美味しい時期になりました!
食事が普段よりも美味しくなるこの季節に気をつけてほしいのが、「食べ過ぎ」です。
本日はこの食べ過ぎによる「メタボリックシンドローム」について少しお話しできればと思っています!
「メタボリックシンドローム」の診断基準
日本人の40歳以上の男性は約50%、女性は約20%でメタボになっているか、またはそれの予備軍になっています!
この「メタボ」について日本内科学会では明確な基準が存在し、以下がその基準になりますので、是非参考にしてみてください。
- ウエスト周囲径:男性≥85cm、女性≥90cm さらに加えて以下2項目以上
- トリグリセライド(中性脂肪)150mg/dl以上 かつ/または HDLコレステロール 40mg/dl未満
- 最高血圧≥130mmHg または 最低血圧≥85mmHg
- 空腹時血圧≥110mg/dl
上記が「メタボ」の診断基準になります!
皆さんも是非、今年の健康診断書を見返しを行い、どの項目が引っかかっているか、もしくは到達しそうなのかの判断基準にしてみてください。
他にも多くの合併症を引き起こす可能性が…
そもそもどの様に起こるかは単純明快で、食べ過ぎや運動不足で内臓脂肪が貯まり、ゆくゆくメタボになります。
内臓脂肪が貯まるとメタボだけでなく色々と体に不具合が起きそのほとんどが合併症になりうる事も事実です。
代表的なもで言うと、
- 第2型糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 上記以外の血管系の合併症
- 睡眠時無呼吸症候群
などなど…
他にも命に関わる病気になりうるので、もし大切な人が「引っかかっていそうだな…」と感じたらすぐに以下の事を促してください!!
メタボ対策〜そもそも太らないためには〜
- 食生活
私達の体を作っているのは間違いなく、毎日口にする「食べ物」です。
ここからしっかりとバランスを取っていく事が最重要になり、摂取カロリーの割合が、
P(タンパク質:13〜20%)
F(脂質:20〜30%)
C(糖質:50〜65%) (一般成人あたり:2025年厚生労働省より)
になりますので、是非参考にしてください。

- 適度な運動
厚生労働省によると「1日1万歩」を目安にすると体に良いとされ、トレーニングや屋外で体を動かす事もまた良いとされていて、また、「週2回以上、1回30分以上、1年以上継続する」という事を目標に国も動いています!
筋力トレーニングに関しては運動習慣の獲得だけでなく、ダイエットにとても大事な基礎代謝の向上、骨を強くする効果、体の中から古い細胞を新しい細胞に入れ替えるため、最強のアンチエイジングとも言われています。

終わりに
どんな病気もいきなりこの瞬間からなる物ではなく、徐々に体を蝕んでいく物ですので、大前提に予防が大変大事になります!
日本人は寿命と健康寿命の差は約10年と言われており、この10年をお孫さんと走り回ったり、お友達といつまでも旅行などの余生を楽しむか、それとも薬をたくさん飲んで、ベットの上で過ごすかは、今後の行動1つで変わってきます。
食べ物が惜しい季節になりましたが、自分の将来のために食べ過ぎに注意し、健康的な生活を送っていきましょう。











