皆さんこんにちは!パーソナルジムASPIの酒井です。
今回は「反張膝」について、ご紹介していきたいと思います!
皆さんは「反張膝」という言葉を聞いた事はありますか?
バレエなどの経験がある方は、聞いた事がある言葉かもしれませんね^ ^
膝と書いてある通り、こちら膝のある状態を示したものとなります。
では、具体的にどういった状態を指すのか、こうなってしまうと、体にどんな影響を及ぼすのかを詳しく解説していきます✨
反張膝って何?
「反張膝」とは、立った状態で膝が反対側に反り返った状態を指します。
女性に多く見られ、バレエや器械体操などの身体の柔軟性が求められる競技を行なっている方や、ヒールをよく履いている方に見られます。
イメージでいうと、草食動物の後脚のような形ですね🦌💨
関節にはそれぞれ「可動域」という動ける範囲は決められております。
「反張膝」は、その可動域を超えている状態となり、膝へは大きな負担となってしまっております。
どうして反張膝になってしまうの?
・膝関節周辺の筋バランスの崩れ
・膝関節がもともと柔らかい
・膝関節の怪我の影響
他にも様々な原因がございますが、基本は上記3つがあげられます。
その中で「膝関節周辺の筋力低下」は、最も原因として多く挙げられますので、今回はそちらの改善方法をご紹介いたします。
改善方法は?
~膝関節周辺の筋バランスの崩れ~
「反張膝」は、専門的用語を用いて表すと「膝関節の過伸展位」という姿勢になります。
(過伸展位とは、「過=過度な」・「伸展=伸びている」関節の状態)
姿勢とは、対となる筋肉同士の筋力バランスによって、形成されます。
なので、「反張膝」の場合は、「膝が伸びすぎている→膝を曲げる筋力の低下」となります。
・膝を曲げる筋肉:ハムストリングス/膝窩筋/腓腹筋
これらの筋力の低下がみられるので、上記をトレーニングしていきましょう!
~レッグカール~
・壁に手をつき、腿裏の筋肉を意識して膝を曲げます
・踵をお尻につける様に意識して、行います
~カーフレイズ~
・壁に手をつき、足を揃えて立ちます
・ゆっくり背伸び運動を行います
また、対となる「膝を伸ばす筋肉」に対しても、アプローチが必要となります。
「膝が伸びすぎている→膝を伸ばす筋肉の過緊張」となります。
・膝を伸ばす筋肉:大腿四頭筋
この筋肉をほぐす為に、ストレッチを行いましょう。
~ストレッチ方法~
・壁に手をつき、ストレッチ側の膝を曲げて足首を掴み支えます
まとめ
いかがでしたでしょうか?
反張膝について、理解は深まったでしょうか🍀
クラシックバレエなどの競技によっては、反張膝は「美しい」と評価を受ける場合もあります。
ただ、競技を行っていない中で起こってしまっている場合は、膝への負担が大きい為、改善が求められます!
ご自宅でのトレーニング・ストレッチで簡単に、改善することができますので、ぜひお試しくださいませ^ ^
以上!