こんにちは!
パーソナルジムASPIの牧子です!
今回は、
肩の痛みを改善/予防する『鎖骨』をほぐす簡単テクニック
を紹介していきます!
〜結論〜
①肩関節は5つの関節から成っている!
②肩を外に上げるには、鎖骨が動くことも重要!
③鎖骨周りをほぐす方法3選で、正常に動くように改善!
①肩関節を構成する5つの関節
肩関節の正式正式名称は
「肩関節複合体」
と呼ばれ、5つの関節から構成されています!
①胸鎖関節
②肩鎖関節
③肩甲上腕関節
④肩峰下関節
⑤肩甲胸郭関節
このうち、③肩甲上腕関節が『肩』と呼ばれる関節です(下の赤丸)。
そして肩関節は分類化されており、
解剖学的関節と機能的関節に分けられています。
①〜③の赤い関節:解剖学的関節
→関節包や軟骨などの関節構成体で覆われている関節
④〜⑤の青い関節:機能的関節
→関節構成体を持たないが、機能としては重要な関節
簡潔にまとめると、
【解剖学的関節は基本的な動作に関与】
【機能的関節はサポートする役割がある】
ということなんです!
また、右の関節にも赤丸がついている通り、
肩関節は胸の内側まで広がっています!
こう見るとかなり広範囲ですよね😲
それが①胸鎖関節という部分なのですが、
名前の通り「胸と鎖骨を繋ぐ関節」になっており、
肩と繋がっている鎖骨が連結する重要な関節なのです!!
②鎖骨の動きと、痛み/可動域低下の原因
こちらが胸鎖関節をアップした画像です。
鎖骨が動く=胸鎖関節が動く
ということなので、この赤丸の関節が正しく動く必要があります!
この胸鎖関節は、上下前後回旋と様々な動きをします!
また、上の画像の通り各関節が役割分担をしているので、
一つが連動しなくなると他の関節に負担をかけ、
どこかに痛みが生じやすくなるのです😱
しっかり動く状態にさせて、痛みを改善/予防していきます!
③鎖骨周りをほぐす方法3選
鎖骨には様々な筋肉が付いています。
ほぐす前に、『なぜ硬くなるのか?』を知ることが重要です。
・ストレートネックで首前の筋肉が縮こまり硬くなる
・猫背で胸の筋肉が縮こまり硬くなる
特にデスクワーカーに見られる姿勢に多いため、
肩こりなどの原因になったりもします😭
鎖骨が動かなくなる原因を知らなければ再発を繰り返すので、
姿勢を悪くしないことが最重要になってきます!
猫背改善は他の記事をお読みいただき、
ここでは鎖骨のほぐしかたを習得してください!
(猫背改善の記事はコチラ)
1.鎖骨の内側を緩める→首前面の筋肉
①鎖骨を辿った一番内側に出っ張りがあるので、そこを反対の人差し指と中指で挟むようにして押さえる
②痛くない強さで押し続け、首を抑えてる手側に倒す
③深呼吸をしながら首を上に向ける動きを3〜5回繰り返す
2.鎖骨の上側を緩める→首前面と肩首の筋肉
①顔は下を向き、鎖骨の上側に母指以外の指を置く
②置いた指を食い込ませるように奥へ押し、顔を正面に向ける
③深呼吸をしながら首を斜め上に向ける動きを3〜5回繰り返す
3.鎖骨の下側を緩める→胸と肩前面の筋肉
①あえて背中を丸め、鎖骨の下側に人差し指と中指を置く
②置いた指を食い込ませるように、奥へ押していく
③深呼吸をしながら腕肩を後ろに広げる動きを3〜5回繰り返す
まとめ
動かしてみると肩が動かしやすくなりますよね♪
実際に構造を知った上で動かすと、更に効果が上がると思っています!
ぜひ肩だけでなく鎖骨にも注目してあげてください!
本日もありがとうございました!!