こんにちは!パーソナルジムASPIの及川です。
今回は「腰が痛くてマッサージやストレッチをしているけど、なかなか改善しない。。。」「ウォーキングやランニングをしていると、腰が痛くなってくる。。。」とお悩みの方に是非ご一読いただきたい内容です!
腰痛のケアのために腹筋や背筋を鍛えたり、前屈や開脚のストレッチに取り組む方は多いですね。
しかし「梨状筋」という筋肉にアプローチしている方は少ないのではないでしょうか?
今回は症状の改善になぜ梨状筋が重要なのか解説をしていきます!
記事の最後に簡単で効果的な「SER」という梨状筋のストレッチを載せておりますので「理屈などはどうでもいいんじゃ~」という方はどうぞスクロールしちゃってください笑
腰の痛みは股関節の柔軟性に原因があるかも?
「スタビリティ関節」「モビリティ関節」という言葉をご存知でしょうか。
人の関節は姿勢を安定させるために「動きを固定する役割を持つ関節」と、自在に身体を動かすために「いろんな方向に大きく可動する関節」の2種類に別れます。
この2つは交互に配置され、スタビリティ関節である腰の骨(腰椎)は上下をモビリティ関節に挟まれています。
胸椎→モビリティ関節
腰椎→スタビリティ関節
股関節→モビリティ関節
2つの関節は身体の中でそれぞれ得意な役割を持っていますが、運動不足や加齢による筋力低下によって関節の役割分担が逆転してしまうことがあります。
中でも多いのが『股関節の動きが悪いため、腰椎がカバーするために大きく動いている』という状態です。
腰椎は本来大きく動くことが出来ない構造になっているため、負荷がかかり腰痛を起こします!
まずは股関節の硬さをチェック
股関節の硬さを調べる簡単なテストの一つに「しゃがみ込みテスト」があるのでご紹介します。
あなたはきちんとしゃがみ込めるでしょうか?
①脚を揃える
②つま先とかかと(足部の内側どうし)をくっつける
③手は前に出してバランスをとる
3つのポイントを守った状態で下の写真の姿勢ができれば股関節の柔軟性は十分です!
前
横
チェックポイントは4つです。
①かかとが地面にくっついている
②膝の内側どうしがくっついている
④太ももの前とお腹がくっついている
③太ももの裏とふくらはぎがくっついている
もしもクリアできなかったとしてもご安心ください(^^)
正しくストレッチに取り組めば、70%の人は1週間で出来るようになります!
SERのやり方
①仰向けでリラックスします
②片脚の足首を、反対の脚の膝にのせます
③ももの裏に手をかけ、手前に引っ張ります
④足首をのせている脚のお尻の奥のほう、脚の付け根のあたりに心地よい伸びを感じるところでキープします
このストレッチを1日1回 左右それぞれ30秒×5セット行いましょう\(^o^)/
最後に
今回は股関節の可動域について言及していきましたが、胸椎の可動域制限が原因の場合もあります。または膝の関節の不安定が原因だったり、足首に問題がある場合もあります。
そのあたりの泥沼にハマった際には、是非我々プロのパーソナルトレーナーを頼りにしてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに♫