皆様こんにちは!いつも見てくださる方も、初めましての方もありがとうございます!
パーソナルジムASPIの田口です!今日は減量について話していきます!
「筋トレすれば楽に痩せるよ」という言葉を、誰しもが耳にしたことがあると思います。
この言葉は真実なのですが、説明が端折られすぎていて、正しく理解されていないことが多いです!
今日はなぜトレーニングで楽に痩せられるのかについて説明していきます♪
体内のエネルギーについて
「これを飲むだけで脂肪燃焼!」「脂肪が溶けて流れていく!」といった文言がネット上に溢れる昨今ですが、そのような魔法は存在しません!!(少なくとも現在のテクノロジーでは)
仮にそのような化学反応を起こす薬を使ったら人体そのものが崩壊してしまいます。笑
では、どうすべきかというと体内に貯蓄されたエネルギーをちょっとずつ使うしかないのです。
物理法則の一つとして「エネルギー保存の法則」というものがあります。
体脂肪は約7kcal/g(純粋な脂肪は約9kca/g)のエネルギーを持っています。
エネルギーは常に保存されるので、このエネルギーがいきなり消滅すること=「脂肪が消滅する」なんてことはありえません。
したがって体脂肪を減らすには、食事によるエネルギー摂取を減らすか、運動によるエネルギー消費を増やすかして、総エネルギー収支を赤字にすることが必要となります。
運動によるエネルギー消費量
夏に向けて慌ててランニングを始める方もいらっしゃると思いますが、実は運動そのものによるエネルギー消費は、驚いたことにそれほど大きくはないです。
30分ほどのウォーキングで約100kcalが消費されます。
強度の低い運動では糖質と脂質が半分ずつ程利用されるので、脂肪はおよそ7g程の脂肪が減ることになります。
つまり、毎日ウォーキングしても1ヶ月で減る脂肪はたかが210g程となります。。。
1ヶ月で210g。。。気が遠くなるような話に聞こえますね。泣
なぜ筋トレが効率がいいのか
運動量を増やす以外の戦略は、日常生活でのエネルギー消費量を増やす=基礎代謝を上げることになります。
これにはずばり、筋トレが効果的です!
トレーニングによって筋肉量が1kg増えると、安静時の代謝が約50kcal/1日増えると言う研究結果が報告されております。
これは、何もしなくても30分ウォーキングしたことに相当します。
50kal/1日と聞くと、一見大したことなさそうに聞こえますが、特に運動をしなくても1年で2kg程の脂肪が燃えることになるので、とっても大きな変化です♪
筋肉量を増やすには
筋肉をつけることがダイエットへの近道という話をしてきましたが、具体的にはスクワットや腕立て伏せ等の筋肉に負荷をかける動きをすることが大事です!
筋肉は限界以上の負荷を加えられたら、より強く大きく再生してします!
筋肉に過負荷を加える→筋肉が回復する→筋肉に過負荷を加える・・・この繰り返しで筋肉量が増えていくのです!
最初は器具を使わない動きから始めて、慣れてきたらジムに通って、重りを担いで行いましょう!
また、既存の筋肉を維持するためにも、新しく筋肉を作るためにもタンパク質が欠かせません!トレーニングを始めるなら毎日1.2~2g/1kgのタンパク質を摂取するように心がけましょう!
まとめ
・脂肪を燃焼するには代謝を上げるのが効果的
・筋肉量を増やすと基礎代謝が上がる
・筋肉の材料になるタンパク質を積極的に摂るべし
終わりに
本日はトレーニングの効果についてご説明しました♪
ランニングで痩せて、体が肥えたらまたランニングして。。。というサイクルに終止符を打ちましょう!
それでは次回もお楽しみに!