こんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です!
急激に気温が下がり、一気に秋らしくなってきましたね🍠
さて、本日のブログは「アミノ酸」についての解説です!
よく耳にする「アミノ酸」ですが、実際のところ何なのかわからないという方も多いかと思います!
本日はそんなアミノ酸の中でも特に重要な必須アミノ酸について掘り下げて解説していきます!
♢そもそもアミノ酸とは??♢
人は身体の50%を水分、20%をタンパク質、15%を脂肪、5%を糖質が締めています!
トレーニーやダイエットなどにはお馴染みのタンパク質ですが、タンパク質はこのアミノ酸が結合したものになります!
タンパク質を作り出すためにはアミノ酸の種類や数、結合の仕方などがそれぞれ決められており、それによって筋肉の合成や血液、酵素など様々な役割を果たしています!
すなわちアミノ酸とは、生きていくために必要不可欠な物なのです!!
♢必須アミノ酸の種類と働き♢
アミノ酸は人だけではなく様々な生命の源とされ、自然界に存在するアミノ酸の数は計500種程と言われています!
人間に必要なタンパク質を構成しているアミノ酸はそのうちのわずか20種類です!
さらにこの20種類は、体内で作り出す事のできない必須アミノ酸と、作り出す事のできる非必須アミノ酸の2種に大きく分類されます!
今回はそのアミノ酸のうち、体内で合成する事が出来ないことから、食事からの摂取が必須とされている「必須アミノ酸」について解説していきます!
♢必須アミノ酸♢
タンパク質を構成するアミノ酸20種類のうち、9種類が必須アミノ酸です!
①バリン
→分岐鎖アミノ酸の一種。同じく分岐鎖アミノ酸であるロイシンやイソロイシンと合わせてBCAAとして一般的に知られている。
タンパク質の合成や肝機能の向上などの役割を担っている。
②ロイシン
分岐鎖アミノ酸の一種で同じく分岐鎖アミノ酸であるバリンやイソロイシンと合わせてBCAAとして一般的に知られている。
役割もバリンと同じくタンパク質の合成や肝機能の向上などの役割を担っている。
③イソロイシン
分岐鎖アミノ酸の一種。同じく分岐鎖アミノ酸であるロイシンやイソロイシンと合わせてBCAAとして一般的に知られている。
成長の促進や血管拡張などの作用がある。
④ヒスチジン
ヒスチジンは神経機能のサポート、ストレスや慢性的な関節炎の緩和などの作用を持つ。
大人になると体内で合成できるという特徴がある。
⑤スレオニン(トレオニン)
動物性タンパク質に多く含まれ、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぎ、脂肪肝などの予防などの効果を持つ。
⑥メチオニン
アレルギーなどによる痒みなどの抑制や抑うつ効果などを持つ。
メチオニンが不足すると動脈硬化や抜け毛などの原因となる。
⑦リジン
動物性のタンパク質に多く含まれており、免疫力や肝機能、カルシウムの吸収やホルモン酵素の生成、さらには脳卒中のリスク低減など効果は多岐に渡る。
炭水化物中心の食事の場合不足しやすい。
⑧フェニルアラニン
神経伝達物質としての働きを持ち、精神安定や食欲抑制、鎮痛効果などがあるものの、過剰摂取は血圧上昇を招く要因となるので注意が必要。
⑨トリプトファン
ビタミンB6やナイアシン、マグネシウムなど共に感情や気分のコントロールするセロトニンを生成する。
セロトニンには安眠効果などもあり、精神の安定と非常に深い関わりがある。
♢まとめ♢
如何でしたか??
身体に欠かせない必須アミノ酸の種類と効果の解説でした!
何より大事なのは9種類をバランスよく摂取するという事です!
タンパク質の量だけではなく、含むアミノ酸のバランスなど、タンパク質の質にも拘って効率の良い摂取を目指しましょう💪🔥