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パーソナルジムASPIの加塩です。
今年も早いもので、残すところあと1ヶ月少々です。
となると、今後、忘年会や新年会が控えてきます。
さらには年末年始の連休で帰省して、美味しいものを食べて、家でヌクヌクゴロゴロ・・・。
そして、年末年始明けの地獄の一言「太った?」が囁かれるわけです。
仕事モードに切り替えなきゃという時に、この一言は新年早々出鼻をくじかれますよね。
ですので、今のうちから年末年始太りに備えてちょっと勉強しておきましょう。
転ばぬ先の杖ならぬ、太らぬ先の知恵です。
年末年始太りと言えば、”運動不足”や”食べ過ぎ”が思い浮かびますが、”アルコール”の存在も侮ってはいけません。
今回は、そのアルコールについて知ることで、年末年始太りに備えていきましょう。
アルコールはなぜ太るのか
まず、”太る”というと”カロリー”が思い浮かぶかと思います。
カロリーは三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)に関与するものであり、それぞれ順に4kcal,4kcal,9kcalです。
実は、アルコールにもカロリーがあるのですが、一体何kcalだと思いますか?
正解は7kcalです。(厳密には7.1kcal)
だからお酒は太るのです。
というわけではありません。
お酒で太る理由は、お酒に含まれる糖質や、高カロリーな脂質を含む揚げ物等のおつまみのせいであることがほとんどです。
また、アルコール自体にも、肝臓内のトリグリセリド(中性脂肪)の合成を促進する効果があると言われています。
アルコール自体の7kcalはエンプティ(Empty)カロリーと言われており、Empty=空(から)であるように、人間の体内においてはエネルギーは発生するものの、エネルギーとして蓄えられることはないのです。
つまり、アルコールは体内に脂肪として蓄えられることはないため、お酒やおつまみの種類や摂取量さえ適量であれば、特段太ることもないのです。
太りにくいお酒の種類
では、油ものは極力控えるとして、どのようなお酒をチョイスするのがベストでしょうか?
これは先述の通り、糖質の少ないお酒をチョイスするのがベストです。
糖質の少ないお酒は、ハイボール、サワー、ワイン等です。
逆に糖質の多いお酒は、ビール、日本酒、梅酒等です。
ですので、飲み会の際は、蒸留酒系メインで楽しむことがオススメです。
では、蒸留酒ならいくら飲んでも良いのか?ということになりますが・・・
アルコールの適量は1日20gが適量とされていますので、いくらでも飲んで良いわけではありません。
20gがどのくらいかというと、「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「チューハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」等に相当します。
また、アルコールの過剰摂取は200以上もの健康被害が報告されていると、世界保健機関(WHO)が警笛を鳴らしています。
終わりに
アルコールと肥満予防について説明してきましたが、これらは世界保健機関が懸念するほど、健康にも大きく関わる問題であります。
また、上記の他にも、アルコールで理性の枷が外れ、つい暴飲暴食してしまう事なども肥満の要因として十分考えられます。
その他にも、様々なトラブルの元になったりと、健康面以外での悪影響もあります。
つまるところ、飲み過ぎは毒でしか無いということが、再認識できたかと思います。
お酒の種類と摂取量を正しく理解し、楽しく、健康に太ること無く、年末年始を過ごしましょう。
↓参考元
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-003.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-014.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-003.html
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-02-002.html