みなさんこんにちは。
パーソナルジムASPIの及川と申します。
そろそろ梅雨入りですね。乾きの悪い洗濯物や、お肌のベタつきなどなにかとスッキリしない時期です。
そしてなんといっても「気圧性の偏頭痛」^^;
一般的に「気象病」と言われていますね。
これには私も毎年頭を悩ませています、、、、
今回はそんな気圧性の偏頭痛を和らげる「飲み物」についてご紹介いたします。
そしてこの「飲み物」は筋力向上にも有効なことが多数の研究論文から示唆されています!
普段から飲まれている方も多いであろう「アノ飲み物」のスーパーパワーについて一緒に見ていきましょう。
偏頭痛が起こる原因
梅雨の時期や、天候の悪い日に起こる偏頭痛の原因はズバリ「脳の血管の拡張」が原因です。
雨やくもりの日はいつもより気圧が低くなっています。体にかかる気圧が低くなることで血管が膨張します。
この膨張した血管が神経に作用して痛みが現れるというのが、偏頭痛の原因です。
カフェインが偏頭痛に効く理由
意外と知らない人も多いですが、カフェインは日本薬局方に登録されている薬物です。
他にも覚醒作用や倦怠感の抑制、鎮痛作用などの様々な用途で風邪薬の配合成分としても処方されています。
しっかりと多数の研究論文に裏付けされた効果を持つ成分なのです!
そんなカフェインは脳血管を収縮させるはたらきを持っています。したがって、低気圧で拡張した血管を抑えることで頭痛を緩和することが出来ます。
カフェインで超人になれるかも??
実はカフェインは2004年までドーピング禁止薬物に指定されていました。
これは健康を害するからではなく、運動パフォーマンスが上がりすぎるからです(^o^)
1500m走3回の平均タイムを比べた研究では、カフェイン有りのコーヒーを飲んでから走ったグループの方が、カフェインレスコーヒーを飲んでから走ったグループよりも約3秒早くなるという結果でした。
他にも、国際スポーツ栄養学会の見解ではカフェインの摂取により「カフェインのメリットは、持久力、スピード、筋力、ジャンプ、投球を含め、幅広い有酸素および無酸素運動でみられる。」と発表しています。
また、イギリスの研究ではカフェインの摂取量に比例して「計算処理能力・認知機能テストの反応時間・言語記憶力」が向上することが分かっています。
そして最近ではアルツハイマー病やパーキンソン病の発症リスクを低下させる可能性も有ることが示唆されています!
カフェインの適切な摂取量
カフェインは過剰に摂取してしまうと不眠症や下痢などの健康被害を引き起こします。
日常的に摂取しても問題ない量は欧州食品安全機関が提示しているガイドラインに従って、快適なカフェインライフを楽しみましょう!
- 健康な成人…1日400mg
- 妊婦・授乳婦…1日200mg
- 3〜18歳の小児…1日3mg/kg体重
個人差はありますが、基本的にこの量をこの量を超えなければ過剰症の心配は少ないです(^o^)
コーヒー一杯あたりを150mlとすると、カフェインは80mgくらい含まれています。
健康な成人であれば1日あたり3〜5杯くらい、妊婦さんであればその半分くらいが適切な摂取量になりますね!
最後に
今回はカフェインと偏頭痛に関して紹介いたしました。
もしも改善しなければ、しっかりと病院に行って相談することも大切です。
コンディションを整えて、よりよい筋トレライフを満喫しましょう!