みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPIの丸山です!
今回の記事のテーマは『アルコールの体への影響』です!
お酒は楽しい気分にしてくれますよね。
そんな楽しいお酒ですが、アルコールの摂取による体への影響を理解した上で上手に付き合っていきましょう!
かなり専門的な内容ですので、トレーナーの方やトレーナーを目指されている方も必見です!
栄養素の消費
アルコールを摂取するとアルコール→アセトアルデヒド→酢酸+水+二酸化炭素と分解されて体から排出されます。
アルコール→アセトアルデヒドに分解される時に、亜鉛から作られる分解酵素が働きます。
アルコールを摂取すると亜鉛を余計に消費するということです。
亜鉛が不足すると
・味覚障害
・免疫力の低下
・皮膚や爪の異常
・男性ホルモンのテストステロンの生成不足
など様々な障害がでてきます。
免疫の低下
アルコール→アセトアルデヒドの分解に使う酵素は
ビタミンAの代謝に関わっていると言われています。
この酵素をアルコールの分解に使ってしまい少なくなると、ビタミンAによる免疫システムの低下が考えられます。
その他に、ナイアシン・ビタミンB12・葉酸も不足すると言われています。
発ガン性
国際がん研究機関により発がん性が報告されています。
国際がん研究機関(IARC)とは世界保健機関(WHO)の一機関で、発がん状況の監視、発がん原因の特定、発がん性物質のメカニズムの解明、発がん制御の科学的戦略の確立を目的として活動している機関です。
国際がん研究機関は、主に、人に対する発がん性に関する様々な物質・要因(作用因子)を評価し、4段階に分類しています。
発がん性の分類は、人に対する発がん性があるかどうかの証拠の強さを示すものです。
アルコール飲料は人において「発がん性の十分な証拠」があるグループ1に分類されています。
セシウムやプロトニウムといった放射線と同ランクで発がん性があるとされています。
食品でこのランクにあるのはアルコール飲料と加工肉のみです。お酒のつまみにベーコンやウインナーを食べることは発がん性から考えると最悪です。
酸化ストレス
活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れることを酸化ストレスといいます。
アルコール・喫煙・排気ガス・紫外線などにより酸化ストレス状態になります。
シミ・しわ・そばかすを気にするのであれば、紫外線と同じようにアルコールも気にしていきましょう!
まとめ
楽しい気分にしてくれるお酒ですが、アルコールを分解する過程で様々な栄養素を失ったり、免疫が下がったり、発がん性があったり、酸化ストレスを受けたりと体に様々な悪影響があります。
アルコールの体への影響を理解した上で、上手に付き合っていきましょう!
いかがでしたか??
今日は『アルコールの体への影響』をテーマでお話しさせていただきました!
こちらの記事がみなさんのお役に立てると幸いです!
それでは次回もお楽しみに!!