こんにちは!
パーソナルジムASPIの加塩と申します!
最近セミが鳴き始め、本格的に夏が始まりましたね!
夏といえばラジオ体操ですね!異論は無しでお願いします!
ラジオ体操は我々トレーナーから見ると、あれはストレッチの一部になります!
もちろん、皆様がイメージする、背伸びをして筋肉をグーっと伸ばすやつもストレッチです!
今回はそんなストレッチの違いに着目した、正しいストレッチのやり方について説明をさせていただきます!
ストレッチとは何をするのか?
皆様はストレッチと言うと、どういうイメージがあるでしょうか?
おそらくは「筋肉を伸ばす」というイメージがあると思いますが、
一般的なストレッチは「筋肉を緩める」のが最終的な目的になります!
ただ、ストレッチにはいろいろな種類のものがあり、
ラジオ体操のように反動を使った反復の動きをする「バリスティックストレッチ」や、
同じ体勢をキープする「スタティックストレッチ」などがありますが、
一般的に認識されるストレッチは、スタティックストレッチになります!
逆に、バリスティックストレッチの効果で筋肉を緩ませることは期待できません!
硬くなった筋肉を緩ませようとして、
「1,2,3,4」と反動をつけてラジオ体操のリズムでストレッチをしている人は必見の内容です!
ストレッチの違いと種類(バリスティックストレッチ)
では、反動を使う場合と、使わない場合は何が違うのでしょうか?
反動を使うと、筋紡錘というセンサーが働き、
反動を使わないと、腱紡錘というセンサーが働きます!
まず、筋紡錘というセンサーは筋肉が急に伸ばされた時に反応するセンサーです!
そして、その際の反応というのが、筋肉が縮むことです!
つまり、筋肉が急に伸ばされると、縮もうとする原理が働くのがバリスティックストレッチです!
膝の下を叩くと脚がピヨンと上がるあの現象(膝蓋腱反射)がそうです!
あれは、前腿の筋肉の端っこが叩かれて伸びると、前腿の筋肉が縮まって脚がピヨンと動くのです!
なので、筋肉が緩むどころか、筋肉は勢いよく縮まります!笑
ストレッチの違いと種類(スタティックストレッチ)
そして、もう一方の腱紡錘というセンサーは筋肉が持続的に伸ばされた時に反応するセンサーです!
この際の反応というのは、筋肉が緩むことです!
つまり、筋肉が持続的に伸ばされると、緩もうとする原理が働くのがスタティックストレッチです。
これがまさに同じ体勢をキープして、筋肉をグーっとのばす一般的なストレッチです!
なので、「1,2,3,4」と反動をつけてラジオ体操のリズムでストレッチをすると、筋肉は縮もうとする原理が働きます!
最後に
寝る前のストレッチで、筋肉をリラックスさせたい場合などは、反動を使わないスタティックストレッチを実施しましょう!
ちなみに、スタティックストレッチをやる際は90秒間グーっと伸ばせるとベストです!
ストレッチには、緊張した筋肉を緩ませるだけでなく、血流を促したり、姿勢を改善したりなど、様々なメリットがあります!
運動のパフォーマンスだけでなく、日常生活の様々な場面でパフォーマンスを上げるためにも、ストレッチは積極的に実施しましょう!
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!