こんにちは!
パーソナルジムASPI大宮店の及川です。
皆さんは腰がいたいなーと思ったとき、どんな対処をしていますか?
多くの方は腰をひねってストレッチをしたり、腰まわりの筋肉を叩いたりといった対応をされているのではないでしょうか?
確かに対処療法としては良いかもしれません。腰がほぐれるのは気持ちがいいですしね(^o^)
しかし!その痛みの『原因』を取り除かねば、一生腰の痛みと付き合っていくことになってしまいます。
この記事を最後までお読みいただければ、腰痛はおろか、ありとあらゆる関節の不調に対して一つ専門的な考え方が身につきます。
ぜひご一読下さいませ!
関節には役割がある?ジョイント・バイ・ジョイント理論とは?
さて、腰痛の根本解決のために知っておくべき知識として「ジョイント・バイ・ジョイント理論」という考え方があります。
とても奥深い理論なのですが、ざっくりとお伝えすると、、、
『関節にはそれぞれに役割があり、それぞれが個別に働きながら複数の関節が同時に働くことで、機能的な動作を可能にしている』という考え方です!
ん?よくわからない?では次に進みましょう。
モビリティ関節・スタビリティ関節を知ろう!
関節は役割によって2つの種類に大別されます。
人間の動きを作り出す「モビリティ関節」、動きを安定させるためにからだを固定する「スタビリティ関節」の2つです。
◯モビリティ関節は可動域が広く、様々な方向に自在に動くことが出来る関節です。▶肩や股関節はぐるぐると大きく動かすことが出来ます。
◯スタビリティ関節は可動域が狭く、動かせる方向も限定されていることが多いです。▶肘や膝は前後に曲げ伸ばし出来ますが、横方向に曲げたり、ひねったりすることはできません。
モビリティ関節の可動性が失われると、本来あまり動く必要のないスタビリティ関節がその働きを補なって、無理をして動いてしまいます。
反対に、スタビリティ関節の安定性が失われると、本来柔らかく使えるはずのモビリティ関節に余計な力みを生んでしまいます。
そしてモビリティ関節とスタビリティ関節は体に交互に配列されています。
つまり、不調を感じたときには『その部位の上下の関節にアプローチをしてみる』ということが重要です!!
腰痛を引き起こす原因
ジョイント・バイ・ジョイント理論をもとに腰痛の分析をしてみましょう!
まず、腰椎(背骨の中で、腰に当たる部分)はスタビリティ関節です。
腰椎を挟むように存在しているモビリティ関節は①胸椎と②股関節です。
原因①:胸椎(背骨の中で首〜腰にかけての部分)が硬い
振り向き動作の際に、胸の部分をひねることが出来ない→それを補って腰椎が必要以上にひねられて負担がかかっている。
原因②:股関節が硬い
歩行時や、階段の昇り降りの際に脚がスムーズに動かない→それを補って腰椎が前後に動き、負担がかかっている。
最後に
今回はあくまでも「基本のきの字の一画目」の知識です。
もしも体の不調でお悩みであれば、ぜひ我々パーソナルジムASPIのトレーナー陣を頼りにしてくださいね(^^)
最後までお付き合いいただきありがとうございました!