こんにちは!パーソナルジムASPIの松尾です!
いよいよ8月ですね!夏らしいことは出来ておりますでしょうか?
私は8月末に富士山へ登る予定です🗻
さて今回は、前回の脂質に続いて
ビタミン・ミネラルについてお話をしていきます!
皆さんは、スポーツにおけるビタミン・ミネラルにおける働きについて
どうお考えでしょうか?
身体の調子を整えてくれるもの?大切なのはしっているけど、そこまで意識しているかと言われるとそうでもない
侮ることなかれ!
ビタミン・ミネラルは身体にとって超重要な存在です!
今回のブログを通して、皆様にしっかりとお伝えをしていきます!
ビタミン
ビタミンは種類としては少数でありますが、それぞれのビタミンは特定の働きを人体に対して行います。
例えば、ビタミンB群は炭水化物からエネルギーを作り出すのを助けてくれたりします🏃♂️
またビタミンには、水溶性と不溶性の2種類が存在します。
水溶性ビタミン
主にビタミンB群とビタミンCのことです。
これらは名前の通り、水に溶けやすい性質を持ちます。
ビタミンB12を除いた、水溶性ビタミンは体内で貯蔵はされず過剰分は尿として排出されます。
その為、水溶性ビタミンを多く摂り過ぎても体に起こる害はあまり無いです。そして逆に摂り過ぎたことによってスポーツパフォーマンスが上がるといったことも報告としては上がっておりません。
脂溶性ビタミン
対して脂溶性ビタミンは、脂肪によって血液中に輸送され、体内では脂肪組織に貯蔵されます。(ビタミンA、D、E、K)
脂溶性ビタミンは過剰摂取してしまうと、めまい・吐き気・昏睡等といった過剰症が存在します。
特にスポーツ選手の場合は、過剰にサプリメントを摂取してしまうことで過剰症になる可能性があります。
サプリメントはあくまでも補助食品です。
サプリメントを主体とした食事ではなく、食事から満遍なく栄養を補い、足りない栄養素をサプリメントで補いましょう!💊
ミネラル
主に、骨や歯の形成や酸素運搬、体液のバランスを整える等、広範囲に渡る代謝機能を持っています。
例えば、カルシウム。
骨や歯の形成だけでなく、神経伝達、筋収縮にも必要です🦴💪
鉄は、酸素運搬の他に、エネルギー代謝に必要な酸素の構成物質でもあります。
今回は、スポーツの中で特に重要な鉄とカルシウムについて述べていきます。
鉄
鉄は、ヘモグロビン(全身に酸素を運搬)とミオグロビン(筋中で酸素を受け取る)というタンパク質の構成成分です。
それ以外には、成長や発達、細胞の機能、ホルモンの合成および機能において重要な役割を果たしています。
アメリカの調査で、女性の有酸素的持久力選手の約25%の選手が鉄欠乏症の検査で陽性反応を示しています。
スポーツにおいて、鉄の欠乏はパフォーマンスの低下に直結する要因です。
鉄が少ないことで全身に酸素を運ぶ健康な赤血球が十分に作られなくなってしまうからです。
中には無徴候者といって症状に慣れてしまい、それが正常であると思ってしまう選手もいます。
特に女性は月経によって多量の血液を喪失してしまう為、鉄においては特に重要視しなければならない栄養素になります。
カルシウム
強い骨を発達させる上で、カルシウムは必要不可欠な栄養素です。
青年期の間で骨の長さ・密度の成長を助けます。
骨密度のピークは青年期後期(17~20歳)で最高頂を迎えます
以降は、骨密度を維持するのを助けます。
食事からのカルシウム量が不足すると、自分の骨からカルシウムを取り出して補おうとします😱
”身を削る”とは、正にこのことですね😭
カルシウムが不足することで困るのは骨だけではありません。
神経機能や、筋収縮にも影響を及ぼします✊
アメリカの研究では、食事からカルシウムを摂取できているのは
9~13歳の女性で15%
14~18歳および51歳以上の女性で10%未満であると報告があります。
女性の骨粗鬆症の発症が高いことは、ここからでも分かりますね!
スポーツ選手は走ったり、跳ぶといった動作が入りますので、骨にかかる衝撃は非常に高いです。
カルシウムを取り入れなければ、良いパフォーマンスは発揮できないと言っても過言ではないですね!
今すぐにカルシウムを取り入れていきましょう!
本日は、ここまで!
スポーツ選手視点から見る、ビタミン・ミネラルはいつもとは一味違って良いですね!
次回の投稿もお楽しみに〜〜👋