みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPI町田店の丸山です。
今回の記事のテーマは『食べ物は消化させよう』です!
体は食べたものでできているので、ダイエットやボディメイクにおいても、何を食べるかは非常に重要ですね!
一方で、食べて満足していませんか?食べたもの吸収まで考えられると更に良いですよ。
消化とは
消化は管腔内消化と膜消化の2種類あります。
管腔内消化は、消化酵素の力を使って消化する方法です。
お米を噛むと甘く感じるのは、唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼが糖質を消化しているからです。
膜消化は、小腸の絨毛というヒダヒダの先端部分で消化する方法です。
唾液や胃で消化したものを小腸で更に消化しながら吸収しています。
唾液は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・口の中への刺激により分泌されます。
五感で感じながら食事をすると糖質の消化が良くなるということです!
消化管とは
消化管とは体に必要な栄養素を消化して吸収して排泄するためのものです。
口からはじまり、口→食道→胃→小腸(十二指腸→空腸→回腸)→大腸(盲腸→結腸→直腸)→肛門と続いています。
この消化管は一見、体の中と思われがちですが、体の外の口から、体の外の肛門に繋がっています。
ドーナツに例えると、ドーナツの部分が体で、真ん中の空洞の部分が消化管です。
食べたものは体の外の消化管から、粘膜を通して体の中に吸収しています。
消化管で消化された栄養素は、吸収され代謝され、余ったものが排泄されます。
消化が上手にできていない状態では、吸収が上手にできず、代謝が上手にできません。
食べても太らない、いわゆる代謝の良い状態になるためには第一ステップの消化が重要です!
胃とは
胃はタンパク質の消化・ビタミンB12の吸収などの役割があります。
胃から分泌される消化酵素のペプシンによりタンパク質をアミノ酸に分解します。
また、胃酸によって胃の中を酸性に傾けることで、ペプシンが活性化してタンパク質の消化が進みます。
胃は食べ物が入っていなければ、ティーカップ程度のサイズです。
食べ物が入り、胃液の分泌で1.5〜2Lのペットボトル程度の大きさまで膨れます。
また、胃酸は1日に合計2.5L分泌されるといわれています。
胃酸により酸性に傾いていることで、小腸の殺菌作用もあります。
栄養の吸収が一番行われる小腸を殺菌することで、体に害のあるものを吸収しないようにしています。
また、胃の壁細胞にはミトコンドリアが多いことが分かっています。
ミトコンドリアは体を動かしたりするエネルギーの源のATPという物質を作る工場のような場所です。
胃のコンディションが良いほうが代謝が良さそうですね!
胃酸と年齢
胃酸の分泌は年齢と共に低下してくるといわれています。
10代 180程度
20代 150程度
30代 90程度
40代 80程度
50代 70程度
60代 50程度
というデータもあります。20代から30代に急激に落ちています。
年齢と共に筋肉が落ちやすくなるので、タンパク質の消化能力が落ちるのは大問題です!
胃酸の分泌を増やす方法
リラックスして副交感神経レベルを上げることで、胃酸が分泌されやすいと言われています。
また、レモンや梅干しを食べることで胃酸の分泌を促せます。是非お試しください!
まとめ
いかがでしたか?
よく噛むことや、リラックスした状態での食事が消化を促します!
消化を促して痩せやすい状態になりませんか?
今日は『食べ物は消化させよう』をテーマでお話しさせていただきました!
こちらの記事がみなさんのお役に立てると幸いです!
それでは次回もお楽しみに!!