皆さん、こんにちは!
パーソナルジムASPIの田野です!🏋️♀️
12月も中盤に入り、2022年も残すところ半月となりましたがいかがお過ごしでしょうか?
サッカーワールドカップが盛り上がりを見せ、日本代表や世界各国のトップアスリートのプレーに湧き上がっている方も多いと思います⚽
これをきっかけに運動やスポーツに興味を持ったお子さんも多いのではないでしょうか?😁
さて、本日はそんな『ジュニア期の子供が行うべき運動』について解説していきます!
子供のトレーニングについて
子供のトレーニングと聞くと、「身長が伸びなくなるからやらないほうがいい」や「怪我の可能性が心配」etc…などといったイメージをお持ちの方が多いと思います。
子供のトレーニングは”あるポイント”に注意をすれば大きな成果をもたらしてくれます。
そのポイントとは、“成長,発達の過程に合わせたトレーニングを行う”ということです!
特にジュニア期(6~14歳)はいわゆる成長期といって、肉体面や神経や脳など身体の様々な機能が発達していく時期です。
そのため、各器官の成長に合わせたトレーニングを行うことが、怪我なく安全に成長するためはもちろん、効果を最大限引き出すための重要な鍵となります!
プレ・ゴールデンエイジ期(5~9歳頃)
5~9歳のこの時期は人生の中で最も『神経系の発達』が起こる時期です。
神経系とは身体をイメージ通りに動かす能力でいわゆる世間一般で”運動神経”や”運動センス”などと称されるような機能です!
この機能は5~9歳で大人の約80%、12歳では100%と生涯の運動センスはこの時期にほぼ決まってしまうとされています!
そのため、この時期には特に日常生活では体験しないような動き(ラケットスポーツや投げる、蹴るなど)を経験させておくことでその後の運動能力を大きく伸ばすことが期待できます!
ゴールデンエイジ期(10~12歳頃)
10~12歳をゴールデンエイジといい、この時期の経験が人生における運動能力を左右するとも言われている重要な時期です!
先にも述べたとおり、12歳まででほぼ全ての運動センスは決定づけられてしまいます。
この時期には『動作の習得』が顕著です。
この時期には映像や手本を見ただけでパッと動作を習得できたりします。プレゴールデンエイジ期にイメージ通りに身体を動かす能力が高まっていると、よりその結果は顕著に出てきます!
また、この時期に習得した動作や能力は大人になっても落ちにくいという特徴があります!
習得しやすく落ちにくいという、まさに動作学習におけるスポンジのような時期がゴールデンエイジなのです!
ポスト・ゴールデンエイジ期(13~15歳頃)
ポストゴールデンエイジとは言葉の通り、ゴールデンエイジのポスト(以後)を指しており、この時期は呼吸.循環器や骨格や筋肉などパフォーマンスやフィジカル的に大きな変化が訪れる時期とされています!
この頃にはすでに神経系の発達は終えており、新たに動作習得をしようとしてもゴールデンエイジ期ほど習得は容易ではありません。
そのためこの頃からは徐々にフィジカル面のトレーニングや有酸素のトレーニングなど、世間一般に”トレーニング”として認知されているようなメニューが取り入れられます!
まとめ
いかがでしたか?
子供とひとくくりに言っても、時期によって発達しやすい能力には違いがあり、それぞれにあったトレーニング(運動)の選択が大事ということがお分かりいただけたかと思います!
最後に子供の運動について、簡単にまとめているのでおさらいしていきましょう!
プレ・ゴールデンエイジ期(5~9歳頃):様々な”動き”を経験させてあげる
ゴールデンエイジ期(10~12歳頃):スポーツなどを通じ、多種多様な動作を習得させる
ポスト・ゴールデンエイジ期(13~15歳頃):フィジカルやパフォーマンスのupのためのトレーニングを取り入れる
なにはともあれ、まずは楽しむことが第一です!
お子さん本人の意思を尊重しながら楽しく、のびのびと運動させてあげましょう!
それでは本日はここまで!
また次回お楽しみに!👋