こんにちは!!
パーソナルジムASPIの本間です。
春の陽気を感じるようになってきました。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザ等の感染症も流行してきておりますので、体調管理に気をつけていきましょう!
本日は、加圧トレーニングについてご紹介していきます!
一緒に見ていきましょう!
加圧トレーニングとは?
腕・脚の根元を専用のベルトを用いて適度な圧力で締めることで、血流を制限して行なうトレーニング方法です。
20-50%1RM(1回であげられるMAX重量の20-50%)程度の低負荷強度を用いて大きな筋肥大効果狙うのが目的です。
筋肥大・筋力増強効果のメカニズム
加圧トレーニングは、専用のベルトで血流を制限して筋肉内を低酸素状態にすることで、乳酸などの代謝物が蓄積して筋内の代謝環境を苛酷環境下にします。
この代謝環境の変化が成長ホルモンなどのホルモン分泌を積極的にします。
これらの一連の酸素環境・代謝環境の変化やホルモン応答が筋肥大効果を誘発する主な要因として働いていると考えられています。
加圧トレーニングと成長ホルモン
ある報告によると最大筋力の20%の負荷強度でのレッグエクステンションによって血中成長ホルモン濃度が安静時の約290倍に増加したことを報告しています。
成長ホルモンは全身の細胞の合成反応を促進しますので、筋肉の成長を促進するだけでなく、肌の表皮細胞の代謝活性などによる、いわゆる若返り効果も期待されれております。
また成長ホルモンには脂肪の分解促進作用もあることから、美容やダイエットの面からも注目を集めています。
※成長ホルモンの役割
・成長期の骨の成長の手助けをする。
・骨と筋肉を丈夫にする。
・細胞を修復し老化を防ぐ。
・免疫力を高める。
・肌に新陳代謝を上げる。
・脂肪の燃焼促進。
加圧トレーニングの利点と欠点
●利点
低負荷の運動で大きな筋肥大・筋力増強効果を得られることでしょう。怪我のリスクを抑えて大きなトレーニング効果を得ることができます。
また、関節や筋・腱の脆弱となっている中・高齢者向けの安全で効果的な方法として期待されています。
●欠点
専用のベルトの値段や加圧トレーニングの処方を受けられるフィットネスクラブの会費などがかなりの高額であるため、一般の人には加圧トレーニングの実施の敷居が高いこと、トレーニングの対象部位がベルトをまくことのできる腕と脚に限定されることが挙げられます。
加圧ベルトを腕・脚に巻いて腹筋運動などの体幹部のトレーニング種目が処方されることがあるようですが、ここには生理学的な意義は見当たりません。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
本日は、加圧トレーニングついてご紹介致しました。
普段耳にする機会がある加圧トレーニングについて少しでも理解できてきたと思います。
普段のトレーニングやご自身の知識にできればと思います。
今回は、ここまでです。
次回、お楽しみに!♬