パーソナルジムASPI 大宮店の及川です。
皆さんは股関節から「パキッ」「ゴリゴリっ」と音が聞こえたことはありますか?
階段を歩く、椅子から立ち上がる。トレーニングをされて居る方は、スクワットやランジの動作で感じたことがある方もいらっしゃると思います。
そして感じる、股関節がうまくハマっていなかったり、股関節が詰まっていたりするあの感覚、、、
それらは「弾発股」という症状です😱
弾発股の初期段階では、音がなったり、軽く違和感を感じるだけです。
しかし放っておくと痛みが増していき、歩行することすら困難になります😥
そうなると運動量は低下するため肥満の原因になったり、生活様式もインドアにならざるを得なくなります。
私どちらかと言うとインドア派なのですが、それでもたまには外の空気が吸いたくなります笑。
今回は弾発股が起こる原因と、その対処法をご紹介いたします!
弾発股が起こる原因
弾発股とは股関節を曲げたり、伸ばしたりする際にその周辺で音がなったり、ひっかかるような感覚を感じたりする症状のことです。
弾発股は股関節の外側で起こる「外側型」と股関節の内側で起こる「内側型」の2種類があります。
外側型弾発股
骨盤の外側に付着している大腿筋膜張筋という筋肉と、そこから伸びる腸脛靭帯という靭帯が、太ももの骨の外側の出っ張りに引っかかることで発現します。
特に太ももを閉じたり、膝を内向きにひねったりする動きの時に音がなります。
内側型弾発股
腰骨と骨盤から付着している腸腰筋という筋肉が、骨盤や太ももの骨の内側の出っ張りに引っかかることで発現します。
特に太ももを上に持ち上げたり、後ろに脚を蹴ったりする動作の時に音がなります。
弾発股になってしまったら
下記にやってはいけないワースト3を発表いたします。
①自己流の運動
②自己流のストレッチ
③とりあえず放っておく
弾発股になったら、まずは専門家に相談してください!
自己流の運動やストレッチ、むやみなマッサージはかえって症状を悪化させます✋
認めたくない気持ちは分かりますが、身体は実に奥深く”自分の身体のことは自分が一番わかっている”なんてことはありません笑
弾発股の原因は、骨の変形・外傷や感染症の影響による腱の肥大や滑液包炎・オーバーユースによる筋肉の炎症など多岐にわたります。
痛みを伴う場合は、すぐにお近くの整形外科にご相談ください👆
弾発股の予防
・正しい身体の動かし方を覚えることで筋肉の炎症を抑える
・筋肉を鍛えることで関節を安定させる
・ストレッチをすることで筋肉の動きをスムーズにする
ことで弾発股を防ぐことが出来ます。
また、スポーツを嗜まれている方やアスリートの方々は定期的なケアを行うことで、オーバーユースによって疲労した筋肉を回復させ、筋肉の正常な機能を取り戻すことが重要です!
原因が感染症や骨の変形で無い限り、正しいトレーニングと正しいコンディショニングで改善・予防することが可能です👍
お医者さんにお世話になる前に、ぜひトレーナーのもとでトレーニングを開始してくださいね😊
最後までお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに〜👋