皆さんこんにちは!
パーソナルジムASPI恵比寿西口店の小長井です!
トレーニングをされている女性の方の多くはお尻の形を綺麗にしたい!丸いお尻にもっとなりたい!と考えられている方も多いのではないかと思っております。
そんな中でよくお尻の横のへっこみをなくして、もっと丸いお尻にしたい!というご要望を耳にします。
今回はそんなお尻横のくぼみについて解説していきます。
お尻横のくぼみの正体は?
お尻のかたちを形成するうえで重要なのか骨盤の作りになってきます。
骨盤とは複数の骨が一体化した解剖学的名称になります。
大まかに言うと仙骨を中心に左右に腸骨がつきそこから恥骨、座骨が連なって存在しています。
また寛骨臼に大腿骨頭がはまる形で大腿骨がくっついております。
今回の本題であるお尻のくぼみは腸骨稜(腰に手を置いたときに触れることが出来るでっぱり部分)と大転子(大腿骨の外のでっぱり)間の距離で形成されます。
そしてこのくぼみはヒップディップス(もしくはヒップディポット)と言われていたりします。
※以下ヒップディップスで統一
ヒップディップが出来てしまう原因
ヒップディップスが出来てしまう原因は大きくみて2点あります。
鍛えている+引き締まっている
トレーニングをしていない方にも見受けられますが、(お尻の)トレーニングを継続的に行っており、かつ引き締まってくるとヒップディップスが顕著に出てくる可能性が高いです。
一つに筋肉の作用として鍛えれば鍛えるほど筋肉がより収縮(引き締まる)してくるためです。
先天的による骨盤形成
2つ目の原因は各個人がもつ骨盤のかたちによるものです。
基本的に骨盤の作りに関しては男女ともに同じではありますが、わずかに各個人で違いがみられます。
例えば左右の腸骨稜間の長さが大きく、大腿骨頭から大転子までの距離が長く、大転子が顕著に表れている場合、お尻のかたちは四角形を形成しやすいです。
また腰幅が小さく、大腿骨頭-大転子間が長く、大転子が顕著に表れている場合、お尻のかたちは丸みを帯び、ハート型を形成しやすくなってきます。
※おそらく大体の方はこの形が理想
本題からずれてしまいましたが、腸骨稜と大転子間の距離がヒップディップス形成の決め手になっており、距離が広いほど現れやすくなってきます。
どうすればヒップディップスはなくせるのか?
結論から言えば潜在的にヒップディップスは存在しているため(原因2つ目より)なくすような筋トレはないというのが答えになります。
それでもお尻を鍛えることで地盤の筋肉が大きくなっていくため、垂れにくい引き締まった形のよいお尻が手に入ります。
まとめ
鍛えていく過程でヒップディップスが出てきてしまうのは自然なこととしてとらえていただけると幸いです。
ではSNSなどで上がっているお尻にはヒップディップスがなぜ現れにくいのかというとそれは撮る角度と見せ方が存在しているためです。
基本的に鍛えているお尻を横からみるとお尻上部の筋肉が全体的に丸みを与えてくれるため、見栄えもよく映ります(大体の写真は横か斜め45度から撮られていることが多いですね)。
またボディメイクの大会などに出られている方はお尻の形をきれいに見せる姿勢を知っていたりします。
そのためヒップディップスについては気にするのではなく、見せる時だけ気にしてみるのがいいかもです!
それではまた次回まで!