皆さん、こんにちは!
札幌店の大西です!
最近はすっかり寒くなってきて、夏の終わりを感じますね😢
日本は四季があってどの季節も特徴があって楽しい半面、夏の終わりだけは毎年どうしても少し寂しくなってしまいます😶
トレーナー視点でお話すると、やはり寒い季節は身体が縮こまってしまいがちですよね😨
それもしかして、肩甲上腕リズムの不活性化に繋がっているかも…しれません!
そもそも肩甲上腕リズムって何?
そんな方も大歓迎!一緒に確認していきましょう!
肩甲上腕リズムとは🤔
『肩関節を外転させると、連動して肩甲骨も上方回旋する。』
『そして、その角度は上腕骨:肩甲骨=2:1である。』
という人体の仕組みでございます!👏
腕だけで頭上まで挙げられるし!という方、おりましたら恐らく肩甲骨と肩周りの靭帯がゆるっゆるで肩甲骨取れてしまう可能性がありますので要注意ですね😅
仕組みとして、腕だけで上げられるのは30度程度までと言われております。
その後30度~60度までは、上腕骨:肩甲骨=2:1の関係。
そして90度~180度までは、上腕骨:肩甲骨=1:1の割合で動きます。
つまり、肩を真横(90度)まで挙げる際は肩(上腕骨)の動きの方が比重が高く、90度以上になると肩甲骨の動きの比重が高くなるという事ですね😶
具体的な数値を利用すると若干分かりやすいですね💡例を見てみましょう!
例①→腕を真横(90度)に引き上げる場合の内訳としては、上腕骨60度。肩甲骨30度の割合で動く。
例②→腕を真上(180度)まで引き上げる場合の内訳としては、上腕骨120度。肩甲骨60度の割合で動く。
※用語解説※
・肩関節外転:肩を真横方向に上げていく動作。今回の例では腕を真横に引き上げるうち『上腕骨』に着目している方。
・肩甲骨上方回旋:こちらも肩を真横方向に上げていく動作。今回の例では腕を真横に引き上げるうち『肩甲骨』に着目している方。
肩甲上腕リズムの不活性化とは?
肩甲上腕リズムについてある程度理解できた所で、肩甲上腕リズムが不活性化してしまう方が多いので、解説していきます!🙆♀
結論:肩甲骨周りの硬さ!が原因として多いです。😳
上腕は関係ないの!?とお思いのかたいらっしゃるかもしれません。
ただ、先述のように腕を90度以上引き上げる動作に関しては、寧ろ肩甲骨の動きの比重が高いと考えると肩甲骨周りの硬さが主な原因として考えております。
後は下記を御覧くださいませ。
そもそも肩甲骨は、身体のコア的存在である脊柱そのものと密接な関わりがある訳ではなく、肋骨の上に乗っかっている状態で存在しております。
コアとの接点が少ない分、肩甲骨はある程度固定して上げないとブラブラの状態になってしまうので、肩甲骨の周りに靭帯と17個の筋肉を配置してあります。
その結果
メリット:脊柱と直接的な関わりが少ない為、自由度が高く可動域が広い。
デメリット:安定性が低く、肩甲骨を正しい位置にキープ出来るように周りに多すぎるほど筋肉が密集している。
上記が挙げられます。
デメリットとという表現は少し尖っているかもしれませんが、肩甲骨の周りの17個の筋肉を全て正しい状態で維持、動作出来ていないと肩甲骨の動きに支障をきたし、
ひいてはそれが肩甲上腕リズムの不活性化にも繋がってくるのです😨
まとめ
・肩甲上腕リズムとは、腕を頭上まで挙げる際に腕(上腕骨)だけでなく肩甲骨も作用していて、総合するとその割合が上腕骨:肩甲骨=2:1である。
・肩甲上腕リズムの主な原因は、肩甲骨周りの硬さである。
・肩甲骨周りが硬くなるのは、肩甲骨の周りにある17個の筋肉を全て適切な状態で動作、維持する事が難しいからである。
最後に
如何でしたでしょうか?
肩甲骨周りの硬さは、身体が縮こまってしまったり、身体を動かす頻度が減りやすい冬季に増えてしまいがちですね😨
だからこそ、ASPIへご来館頂きましたら、最適な運動をご提供致します!🔥
人間本来の肩甲骨と肩甲上腕リズムを維持していきましょう!
皆様にとって、少しでも学びになる内容になっていれば幸いです🙌
また、次回をお楽しみに〜🤩