みなさまこんにちは!
パーソナルジムASPI町田店の丸山です!
11月になり寒い日も増えてきましたね!
秋になり、美味しい食べ物が多く誘惑の季節となっています。
そして、年末年始は食べ過ぎ飲み過ぎで、胃腸の調子を崩す方も多い印象です。
なので、今回の記事のテーマはダイエットにも美容にも健康にも重要な『便秘のタイプと改善方法』です!
便秘とは
便秘は明確な定義がなく、学会などでそれぞれ独自の基準があります。
日本内科学会は、3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態としています。
日本消化器病学会は、排便が数日に1回程度に減少、排便間隔が不規則で便の水分含有量が低下している状態(硬便)を指すが、明確な定義はない。個人差が大きい状態としています。
便秘のタイプ分け
そんな便秘ですが、症状や原因で分けると、器質性便秘と機能性便秘に分けられます。
器質性便秘は大腸に物理的な異常があって便の通過が妨げられる時に起こります。
例えば、手術後の癒着や大腸がんによる狭窄など、大腸の形が変化して便の通過が妨げられて起こります。
機能性便秘は大腸の機能的な異常によって起こる便秘です。
機能性便秘をさらに分けるとは症候性便秘と習慣性便秘に分けられます。
症候性便秘はホルモン疾患や代謝疾患、中毒性疾患、薬剤などによって起こる便秘です。
習慣性便秘は、3つに分けられます。
・弛緩性便秘
・直腸性便秘
・痙攣性便秘
習慣性便秘は生活習慣で改善が期待できるので詳しくみていきましょう!
弛緩性便秘
原因は、大腸の運動の低下です。高齢者や無力体質(痩せ型や自律神経の症状がある人で内臓下垂や神経質な人が多い)によるものです。
特徴は、腹痛はなく便意も弱いです。
大腸も筋肉でできているので、筋力が弱い人がなりやすいんですね。
対策は、適度な運動により大腸の蠕動運動を促すことです。一緒に運動しましょう!
直腸性便秘
原因は、便意を我慢することです。
便意を我慢していると、直腸に便があっても、排便の反射が弱くなってしまいます。
センサーの働きが弱くなる感じです。結果的に、直腸付近で便が詰まって便秘になります。
対策は、便意を感じたらその時に出す習慣をつけることです。
もし朝が忙しいなら、運動や生活習慣の改善で睡眠を深くして、時間を作りましょう!
痙攣性便秘
原因は、ストレスなどで自律神経が乱れて大腸に痙攣が起こることです。
特徴は、便意は強く排便困難で残便感があります。
痙攣性の収縮なので腹痛が生じる場合があります。
排泄された便は少量でウサギの糞のようなコロコロとしていることが多いです。
対策は、楽しく運動してストレス発散や無理のない食生活の改善がオススメです!
便秘と食物繊維
食物繊維とはヒトの消化酵素で分解されない食べ物の中の難消化性成分です。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のカサが増すことで大腸を刺激するので、蠕動運動を活性化させます。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとネバネバになるので、便の滑りを良くしたり柔らかくして通過を良くします。
痙攣性便秘には水溶性食物繊維をとると、便を柔らかく滑りを良くすることで、便のつまり改善に役立ちます。
弛緩性便秘には不溶性食物繊維をとると、便のカサを増して大腸を刺激して蠕動運動を活発にすると改善しやすいです。
まとめ
いかがでしたか??
便秘といっても原因は様々ありましたね!
対策を間違えてしまうと悪化してしまうので、体のお悩みは専門知識が豊富なトレーナーに相談してください!
あなたの生活や目標に合わせて、運動以外のアドバイスもできますよ。
今日は『便秘のタイプと改善方法』をテーマでお話しさせていただきました!
みなさまのボディメイクの参考になれば幸いです。
それでは次回もお楽しみに!!