皆様こんにちは!
パーソナルジムASPI秋葉原店の村山です!
各地で猛暑日が発生している今日この頃ですが、体調にお変わりはないでしょうか!?🥵
猛暑によって体力を奪われやすいこの季節は、賢く水分補給をして元気に過ごす工夫が必要となります!🏖️
今回はそんな水分補給について詳しく解説していこうと思います!🙌✨
1日に失われる水分量
人間は呼吸や会話、皮膚から無意識に排泄される不感蒸泄(約500~900ミリリットル)
尿や排便や発汗から約1.5リットル(そのうち摂取した水分から生成される尿を可避尿1000ミリリットル・水分を摂取せずとも生成される不可避尿500ミリリットルとなっています)
それらを合わせた計2~2.5リットルもの水分が1日に失われています!🤔
上記に上げたように人間は、
水分を補給せずとも不感蒸泄・不可避尿など何もせずとも水分が失われてしまうのです。
そこに加えて30℃を超える気温が重なる為、より水分が失われやすい状態となってしまいます!🥵
やはりこの時期は『こまめに』『適量』を意識して賢く水分をとる必要があるわけですね
1日に必要な水分量
1日に必要な水分量は、不感蒸泄・発汗・尿・排便など失われる水分量から体内で生成される代謝水(※1)の量を差し引いた量と言われています
※1.代謝水…摂取した食品に含まれる糖質・脂質・タンパク質の体内での代謝から生成される水分(一般的に300ml程生成されます)
必要水分量(ml/1日)=尿量(ml)+不感蒸泄量(ml)−代謝水300ml
一般的に体から失われる水分量を直接測定する事は困難ですが、上記のような算出で求める事ができます💡
先の1日に失われる水分量でも説明しましたが、失われる水の量が2~2.5ミリリットルである事から、2~3リットル程度の水分補給で補いたいですね💧
『こまめな』水分補給
人間の消化器官が1時間で吸収できる水の量は1リットルとなっております🗣️
この1時間の内に水分を1リットル以上摂取してしまうと水分過剰の可能性が発生してしまいます。
例えば冷たい水分の摂りすぎは、体を冷やし、下痢など胃腸の不調を引き起こす事があります🥶
また、腎臓に負担がかかる事で浮腫みが発生してしまったり、多くの尿を出すために血圧が上がってしまう水中毒と呼ばれる状態も引き起こしてしまう可能性がございます😱
ですので、水分は取ればとるほど良いというものではなく、1日2~2.5リットル/1時間に1リットル以内という補給を心がけたいですね✨
経口補水液を活用しましょう
巷でよく聞く経口補水液ですが、普通の水と何が違うの?と思う方もいらっしゃるかと思います🤔
経口補水液のメカニズムを語る上では、細胞内液・外液を知る必要がございます✍️
人間は細胞内液(カリウムを含む)・細胞外液(ナトリウムを含む)と呼ばれる水の保管庫があり、この場所で水分調節を行い最適な水分状態を保っています。
細胞内液にはカリウム、細胞外液にはナトリウムがそれぞれ適切な濃度で保たれているのですが、水分を摂りすぎるもしくはとらなすぎる事で濃度の均衡が崩れてしまいます。(この均衡が崩れた際、脱水症状に見られる兆候が出現してしまいます。)
その際に、お互いのカリウム・ナトリウムの濃度を保つ為に浸透圧(※2)を行い、水分の受け渡しを行なっているのです💧
※2.浸透圧…物質が移動可能な薄い膜を通過する際に発生する圧力の事を言います💡
この特徴から水分摂取をする際はただの蒸留水を補給するよりは、カリウムやナトリウムなど電解質(※3)を含む経口補水液を補給してあげる事で細胞内液・外液の濃度も保つ事ができる訳です!⚡️
※3.電解質…水に溶けてイオン化した物質。浸透圧の調整や神経伝達に関わるなど、人体で重要な役割を持つ
ですので水分補給を心がける上では、
経口補水液>水>ノンカフェインの飲料
上記の優先度を持って水分補給を心がけてくださいませ✨
まとめ
いかがでしたでしょうか?
猛暑の時期では闇雲になんでも飲めば良い訳ではなく、『何を飲むか』『飲むタイミング』『どのくらい飲むか』非常に大切になります!
登山、海水浴、音楽フェスやBBQなど沢山のイベントに溢れた季節だからこそ、水分補給という体調管理を疎かにせず、全力でこの季節を楽しみたいものですね!🏖️