皆様こんにちは🌤
パーソナルジムASPI西新宿7丁目店の福井です!
今回は食事後に起こる消化不良についてお話しします。
【消化不良とは?】
食べ物が体内で正常に分解、吸収されない状態を指します。
胃や腸の働きが正常でない場合や、食事の内容や量、摂取タイミングなどが原因で起こります。
【症状】
胃痛・腹痛・腹部膨満感・吐き気・食欲不振・下痢・おなら・体重減少
消化不良の診断方法としては、症状を考慮したり、上部消化管内視鏡検査、血液検査で調査することが主です🏥
【原因】
(改善が難しいもの)胃酸抑制剤などの薬による影響・胃の切除後・胃がんや食道がん
(食事で改善可能)交感神経過緊張・甲状腺機能低下・腸内環境悪化
以下改善可能な分類に入るものについてお話しします!
①交感神経過緊張
私の体には様々な神経が存在し、その中で消化に関わるのが自立神経です🧠
自立神経は【交感神経と副交感神経】に分かれます🦵どちらは片方だけでなく、その割合の大小によって優位かそうでないかが決まります。
交感神経は「戦うか逃げるか」の反応を引き起こし、体を活発にするために備える役割があります。
交感神経が優位になると、集中力が上がり、運動に必要な脈拍数の上昇や筋肉の緊張が起こります💪
しかし、副交感神経に切り替えることができないと、【頭痛、動悸、息苦しさ、便秘、胃痛、体温調節がしづらい】等につながってしまいます😱
副交感神経は「体を休めたり、消化を促進する」働きを担っています。
副交感神経が優位になると、心身の活動性を下げ、回復や修復を促すことができたり、胃腸の働きを活発化させることで消化吸収のリズムが正常に機能するようになります✨
交感神経に切り替えることができなくなると、心身の活動力が低下したり、泌尿器系のトラブルになることもあります🏥
生活リズムの切り替えが大切なため、活動するときには活動し、休息する際には休息を図りましょう🤝
②甲状腺機能低下
甲状腺とは首の前面にある、蝶のような形をした臓器でホルモンを出す臓器です。甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは、全身の代謝や成長、体温の維持、心拍数の管理など、多くの生理機能に関与しています。
睡眠不足や、食生活の乱れによって甲状腺機能が低下した際に、代謝機能に欠かせない甲状腺ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
その結果、細胞内のミトコンドリアの活動が減り、臓器を動かすためのエネルギーがなくなり、消化器官の機能低下につながるのです!
③腸内環境悪化
上記に記載した消化器官の機能低下に被さります!
消化器官の機能が低下していることで、摂取した食物は未消化状態で腸内に流れ込んできます。
その結果、腸内細菌が異常に増加してガスを発生させたり腸粘膜を刺激し、炎症を起こしたりします。
腸内細菌の種類や数のバランスが崩れることで、さらに消化・吸収のリズムが正常に行われず未消化状態となってしまいます。
以上のように様々な要素が被さりながら体は機能しています。
・ストレス発散
・食生活の見直し(血糖値の乱高下を避ける。糖質・脂質・たんぱく質のバランスをよくする)
・カフェイン量の調整
などによって神経・内蔵を整えることによって正しく食物を消化できるようにしていきましょう☺️