みなさんこんにちは!
パーソナルジムASPIの元木です!
今回は自律神経の整え方について解説していきます
では早速みていきましょう!
自律神経
自律神経は内臓・血管・分泌腺・瞳孔・立毛筋などに分布しています。
安定して生命活動を営むために体の内部環境(体温・血圧・呼吸・発汗・消化・免疫・ホルモンの分泌、体液の浸透圧など)を一定の範囲内に保つ機能が働いています。
このことを体内恒常性(ホメオスタシス)といいます
交感神経
交感神経は、闘争または逃走(Fight or flight)反応で、 エネルギーを消費し、活動・緊張・ストレス・高気圧で高まり、消化を除く血圧上昇・心拍数増加・呼吸数増加など全ての機能が亢進します
全身の毛細血管に分布していて、Th1~L3の前根から起始します
たとえ高強度の運動でも、気持ち良く運動することによって、快楽を感じ集中力が高まるβエンドルフィン、オキシトシンなどが分泌されます
また、交感神経優位の状態で顆粒球が増えることが知られています
副交感神経
副交感神経は、休息と消化(Rest and digest)反応で、 エネルギーを蓄え、休息・睡眠・リラックス・低気圧で高まり、内臓の働きに影響を与えます
消化を除く全て(血圧低下、心拍数減少、呼吸数低下など)の機能が減退します
カルシウムの摂取も神経の興奮の抑制作用が知られています
脳幹(Ⅲ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)、仙髄(S)から起始し、消化器系・泌尿器系・生殖器系に多く分布します
また、副交感神経優位の状態でリンパ球が増えることが知られています
自律神経の調整法
イライラや過緊張など、交感神経優位の状態が続くと痛みや不調を感じやすい状態になります
上手く副交感神経に切り替えて気持ちをゆったり解き放つよう心掛けます
自律神経を整えることは、体の不調を解消するために最も大切なことです
現代人のほとんどの不調は、副交感神経が十分に働いていないことが根本的な原因であると考えられています
日々の日常の中で自律神経を整える方法をどれだけ知り、実践できているかが重要です
食事療法
できる限りの規則正しい3食を心掛けます
代謝を促し脳や神経を正常に保つビタミンB群の摂取を意識します
そして体の機能だけでなく心を安定させ、イライラやストレスを軽減する亜鉛とマグネシウムが必要です
また、貧血だと天気痛が出やすいため鉄分とビタミンCも有効です
入浴
入浴は副交感神経を優位にし、心と体をリラックスへ導く有効な手段です
お風呂の時間は、睡眠に次いで1日の中でもっとも副交感神経が優位になる時です
そのためには適切な温度、時間、時間帯が重要です
鎮静効果のあるアロマオイルや炭酸泉の入浴剤も効果的です
睡眠療法
睡眠中は副交感神経が最も働く貴重な時間です
できるだけ毎日同じ時間での起床、睡眠時間の確保を心掛けます
ただし、長すぎる睡眠は逆に頭痛を引き起こす原因となります
しかし、寝る時間や寝る前の過ごし方によっては、副交感神経が十分に機能せず、眠りも浅く、体の回復も十分には進みません
自律神経を整えるに少しずつでも早寝早起きにシフトしていきます
運動療法
運動している最中は交感神経が優位に働きますが、運動することで自律神経自体の働きが高まることにつながります
普段動かさない筋肉を使うと血行がよくなり、栄養や酸素が行き渡りやすくなります
さらに運動で汗をかくことが増えると「体温調整」という自律神経のはたらきも高まります
勝ち負けを争うスポーツはストレスにもなるので、マイペースでできると感じられる程度、中強度以下で規則的なリズム運動が最適です
最初から頑張り過ぎると結局続かないことになってしまいがちです
まとめ
いかがでしたか?
健康的な生活リズムを意識して、毎日を元気に過ごしていきましょう!
今回の内容はここまで!次回の投稿をお楽しみに!