皆様こんにちは☀️
パーソナルジムASPI西新宿7丁目店の福井です!
今回は表題にある通り、何もない地面で「つまずきやすい」方にとっては必見の内容となっております。
ぜひ最後までご覧ください!
つまずきやすさの裏側には、自分の身体が空間のどこに位置して、どの方向に動こうとしているのかを、脳が把握できていないことが原因かもしれません。
【頭頂葉】という部分について話をします🧠
人間は外部から様々な情報を受け取り、それに脳が答える形で体に「こう動いて」と指令しています。
その受け取る情報の統合・認知に大きく関わっているのが、【頭頂葉】です。
頭頂葉がうまく働かないと、「空間認知の消失あるいは低下」といったトラブルが発生しやすくなります。つまり、目や耳、皮膚などから得られる情報をうまく整理できず、自分の運動を正常に実行できなくなるということです。
結果、平地でもつまずいたり、段差に足を取られ転びそうになってしまいます。
ではそんな【頭頂葉】の機能を改善するためのトレーニングはどうすればいいのかをご紹介します。
第一に行うべきは、「神経と筋肉が正しく協調できるようにする」ことです!
言い換えると、「自分の意思で狙い通りに体を動かせるようにする」ことです。
第二に行うべきは、「普段あまり感じることのない刺激を用いて、脳に目新しい情報を送る」というものです。
この2点を踏まえると簡単にできるワークが2つあります。
①大きく丁寧に行う関節運動
例えば、つまずきやすい側の足首をできるだけ反らせたり、前に倒してください。
さらには円を描くように足首を回してみましょう。
この時には「大きく、丁寧に」というのが大切です。
時計回りをしたら、次は反時計回りのように工夫を入れるものいいでしょう。
さらにお勧めは別の部位も同様に動かすことです。
足首の次は膝・股関節と違う部位を行うことも、【頭頂葉】の機能改善につながります。
②振動による新しい刺激を入れる
「新しい刺激」に、特におすすめなのが「振動」です。膝の曲げ伸ばしなどに代表される関節運動は、日常動作で取り入れられている「ありふれた刺激」だといえます。
①のエクササイズは、最大可動域で関節運動を行うことで、普段よりも大きな刺激を感覚受容器に与えました。ここにプラスアルファで新しい刺激を加えたい場合、手っ取り早く取り入れられるのが振動です。
身近に振動するガジェットがないかを探してみてください。理想はマッサージガンなどですが、スマホを振動させ続けるアプリもあるようなので、それを活用してみてもいいでしょう。
こうしたガジェットを用意できたら、それを身体の各部位に押し当てるだけです。例えば右膝をガジェットで振動させつつ、先ほど紹介したように大きく動かします。通常の関節運動に振動がプラスされることで、頭頂葉の活性化を促せます。
いかがでしたでしょうか?
意外な手段で脳機能を改善させることができて、それによって日常動作にも影響を及ぼすことができます!
ぜひ気軽に試して快適な生活をお送りください!
長文をお読みいただきありがとうございました。