こんにちは!
パーソナルジムASPIの丸山です!
今回の記事のテーマは「ふくらはぎとむくみの関係」です!
ふくらはぎとは
腓腹筋とヒラメ筋の筋肉のことで、腓腹筋の内側頭と外側頭・ヒラメ筋の3つで下腿三頭筋とも呼ばれます。
下腿三頭筋はアキレス腱となり踵に付着しています。
アキレス腱が固い=下腿三頭筋が固いともいえますね。
腓腹筋
・ふくらはぎの上の方、ヒラメ筋よりも表面に付着しています。
・足首と膝の関節を動かす筋肉です。
・速筋線維52%;遅筋線維48%(個人差があります)といわれており瞬発的に力を出すことに優れていて、速筋は鍛えれば太く大きくなりやすいです。
ヒラメ筋
・ふくらはぎの全体、腓腹筋よりも深層に付着しています。
・足首の関節のみを動かす筋肉です。
・速筋線維12%;遅筋線維88%(個人差があります)といわれており持続的な力を出すことに優れていて、遅筋は太く大きくなることは難しいです。
・ヒラメ筋の付着部のヒラメ筋腱弓には膝窩動脈・膝窩静脈と太い血管が通っています。
ヒラメ筋を太く大きく成長させることは難しいので、足首周りが気になる方はヒラメ筋が張っているかむくんでいる可能性が高いです!
むくみとは
細胞の外の間質液が増えてしまうことが浮腫(ふしゅ)=むくみです。
・体液は一般的には体重の約60%であり、
体液を更に分けると
・細胞の中の細胞内液が体重の約40%
・細胞の外の細胞外液が体重の約20%
細胞外液を更に分けると
・細胞外液の中の間質液が体重の約15%
・血液の水分の血漿が体重の約5%
動脈から体液が入ってきて間質液が増え、二酸化炭素や老廃物と共に静脈やリンパ管へ流れていき循環しています。
リンパの流れが悪くなることや、静脈の流れが悪くなることなどで間質液が増えてしまいにむくみます。
下腿三頭筋とむくみ
重力によって血液は下半身に溜まりやすいですが、下腿三頭筋を中心とした下半身の筋肉のポンプ作用によって心臓に戻り(ミルキングアクション)循環しています。
また、リンパ液は血液と違い自動では流れません。筋肉の伸び縮みや近くを通る血管が血液を流していることで他動的に流れます。
ヒラメ筋が固くなると膝窩動脈・膝窩静脈が圧迫されて血流が悪くなってしまいます。
そして、膝の裏にリンパが集中しているリンパ節があります。
ヒラメ筋が固くなると血流やリンパの流れが悪くなることが分かりますね。
ふくらはぎをストレッチをしよう
むくみ予防にも疲労回復にも、ふくらはぎの強さと柔軟性は重要だということが分かっていただけたと思います。
ヒールを履くとふくらはぎが縮んだ状態で固まったまま歩くので、ヒールを履いた日はストレッチをしたいですね!
自分でストレッチをするのは面倒な場合は専用のボードに乗って伸ばすことも出来るので続くやり方を見つけていきましょう!
いかがでしたか??
今日は《ふくらはぎとむくみ》をテーマでお話しさせていただきました!
こちらの記事がみなさんのお役に立てると幸いです!
それでは次回もお楽しみに!!