こんにちは!パーソナルジムASPIの酒井です^ ^
今回は、誰もが聞いたことのある「部分痩せ」について詳しくご紹介したいと思います!
気になるここだけ痩せたい!といった、減量での部分的なコントロールできるのか!?
今回の投稿を読んで、しっかりインプットしていきましょう!
部分痩せはできる?できない?
そもそも部分痩せというのは、特定箇所のみ痩せる(体脂肪は減少する)という事になります。
いきなり答えを出してしまうのですが、こちらは基本的に「できない」です。
人の体というものは、全身が同じ割合だけ必ず「太る」または「痩せ」ます。
これを、部位ごとにコントロールすることはできません!
よく「腹筋を行えば、お腹が引き締まる!」という風に言われて、腹筋のみトレーニングを行なっていかれる方もいます💨
その行いは無駄ではありません!
しかし、それらの部分の体脂肪率には、特に変化はありません。
こちらは単純に、その部分の筋肉が引き締まった為です。
やはり全身的に体脂肪を落とさない限りその部分の体脂肪は減少しません。
腹筋5,000回行なっても、お腹は痩せない!?
こちらは米国で行われた実験になります。
ある大学で、19人の学生さんに、27日間毎日、合計5,004回の腹筋運動を行わせました。
1日あたりにすると約185回の腹筋運動となりますので、とても大変な実験だったと思います(^^;;
そして運動後に、運動した部分(お腹)と、運動していない部分の体脂肪率を比較しました。
結果、始まりと終わりでの変化は見られませんでした。
つまり!腹筋を連続で行ったとことろで、お腹の脂肪は減少しませんでした。
そもそも、腹筋=自体重を使ったトレーニングのMETsは「3.5」となります。
1日あたり185回の腹筋に約5分かかるとし、体重は70kgだったとしても、運動量は
(5分×27日)÷60分×3.5kcal/kg/時×70kg=551kcal
となります。
たったの「551kcal」。
体脂肪は1kgあたり、7200kcalあることから部分痩せ以前に、今回は単純に「消費カロリー」がとても少なく、痩せる事に繋がらなかったのだと考えられます。
気になる部位の痩せる方法とは?
上記でもしっかりご説明した通り、部位ごとに痩せることはできません。
なのでこの場合は、全身的に体脂肪を落とすように行っていくことが、良い方法だと思います^ ^
また各部位へのアプローチ(トレーニング)に関しては、それが直接部分痩せにはつながりませんが、その部位の筋肉が発達し、たるんでいた部分が引き締まります!
結果的には少々部分痩せに近いようなことはできますので、これと並行して脂肪を落とす有酸素運動や食事制限を行うと、結果は出やすいと思います!
まとめ
今回は「部分痩せ」はできないという事について、ご紹介いたしました!
いかがでしたか?インプットはできましたか??
ぜひ今回の内容をインプットした状態で、今後もトレーニング頑張ってください!